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04 専門家によるモニタリングコメント・意見 (2 ページ)

公開元URL https://www.bousai.metro.tokyo.lg.jp/taisaku/saigai/1013388/1021050.html
出典情報 東京都新型コロナウイルス感染症モニタリング会議(第79回 2/17)《東京都》
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モニタリング項目

グラフ

2月 17 日 第 79 回モニタリング会議のコメント
ア)新規陽性者数の 7 日間平均は、2 月 16 日時点で約 14,564 人/日と、依然として極めて高い値で推移してお
り、これまでに経験したことのない危機的な感染状況が続いている。
イ)今週の新規陽性者数は、連休中の休診による検査数の減少、検査報告の遅延等の影響を受けた可能性があ
るため、注意が必要である。
ウ)増加比は、前回の約 110%から今回は約 82%と、100%を下回った。今後の動向を注視する必要がある。現
在の増加比が続けば、1 週間後の 2 月 24 日の新規陽性者数は、0.82 倍の約 11,942 人/日と推計される。
エ)小中学校の学級閉鎖や、保育園・幼稚園の休園により、欠勤せざるを得ない保護者等が多数発生しており、
社会機能の低下が危惧される。家庭や日常生活において、誰もが、感染者や濃厚接触者となる可能性がある
ことを意識し、自ら身を守る行動を徹底する必要がある。
オ)自分や家族が感染者や濃厚接触者となり、外出できなくなる場合を想定して、生活必需品など最低限の準
備をしておくことを、都民に呼びかける必要がある。
カ)危機的な感染状況が続いていることから、ワクチン接種を検討している未接種の都民に、ワクチン接種は、
重症化の予防効果と死亡率の低下が期待されていることを周知し、今からでもワクチンを接種するよう働き
かける必要がある。
キ)ワクチン 2 回接種後も感染する可能性があり、軽症や無症状でも周囲の人に感染させるリスクがあるため、
ワクチン接種後も、基本的な感染防止対策を徹底する必要がある。
ク)ワクチンの効果は、接種から長期間が経過すると低下することが懸念されている。3 回目のワクチン追加接
種は、変異株(オミクロン株)に対しても効果が期待できることから、ワクチンを早期に確保するとともに、
希望する都民に対する接種を推進する必要がある。都は、区市町村と連携し、ワクチン接種を推進するとと
もに、大規模接種会場の設置をさらに進めていくこととしている。
ケ)気温が低い中でも換気を励行し、手洗い、不織布マスクを隙間なく正しく着用すること、3 密(密閉・密集・
密接)の回避、人混みを避けて人との間隔をあける等、基本的な感染防止対策を徹底することが重要である。
コ)東京都新型コロナウイルスワクチン接種ポータルサイト及び国提供資料によると、2 月 15 日時点で、東京

① 新規陽性者数

都のワクチン接種状況は、1 回目、2 回目、3 回目の順に、全人口では 78.6%、78.0%、11.3%、12 歳以上(接
種対象者)では 86.7%、85.9%(3 回目はデータなし)、65 歳以上では 92.7%、92.3%、33.7%であった。
①-2

今週の報告では、10 歳未満 15.9%、10 代 11.5%、20 代 16.0%、30 代 17.0%、40 代 16.8%、50 代 10.1%、
60 代 5.2%、70 代 3.7%、80 代 2.6%、90 歳以上 1.2%であった。
-2-