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資料4 森田参考人提出資料(森田参考人) (10 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000198094_00060.html
出典情報 健康・医療・介護情報利活用検討会 介護情報利活用ワーキンググループ(第4回 2/27)《厚生労働省》
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EHDSをめぐるこれまでの動き
欧州デジタル戦略でのデータスペース構想
2020年2月

デジタル戦略でのデータスペース(DS)の基本的な考え方

データは、経済成長、競争力、イノベーション、雇用創出、社会進歩全般に
不可欠な資源であり、欧州共通のDS経由で、経済や社会において利用する。
DSで、①ヘルスケアの改善、②より安全でクリーンな交通システム、③新
しい製品とサービス、④公共サービスのコスト削減、⑤持続可能性とエネル
ギー効率の向上、を実現する。

ヘルスデータの一次利用と二次利用 及び3つの機能

GDPR下のヘルスケアデータ活用に関する影響評価
2021年2月

一次利用:患者に医療またはケアサービスを提供する(機能1)。
二次利用:ケア提供の文脈で最初に収集されたデータが後に別の目的(機能
2:社会保障、機能3:創薬・医療機器開発・保健等)で再利用される。
3つの機能を実現するために、GDPR条の「適法な処理の根拠(第6条)」と
なりうる法制度を提言した。→同意不要での利用の実現

GDPR下の不均一を解消しヘルスデータのDS実現

European Health Data Space(EHDS)法案の提案
2022年5月

加盟国によるGDPRの不均一な実施と解釈を一致させ、法的な確実性を高め、
電子ヘルスデータの二次利用に対する障壁を取り払う。
欧州域内でルールを調和させることで、デジタルヘルス製品とサービスの真
の単一市場に貢献し、ヘルスケアシステムの効率を高める。

不確実性の排除・GDPRとの整合性確保の要求

EDPB/EDPSの共同意見
(NFIウェブサイトで仮訳公開)
2022年7月

ウェルネス・アプリケーション等のデジタルアプリケーションの除外を勧告。
GDPRの例外規定の遵守、定義の一致を要求。
一部の規定について公衆衛生・社会保障との関係性の明確化を要求。
欧州域内での保管の原則化を要求。
一方で、EHDSの基本的な構成については尊重する。



https://www.nfi-japan.org/recommendation

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