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資料4-1 感染症定期報告感染症別文献一覧表 (7 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_31510.html
出典情報 薬事・食品衛生審議会 薬事分科会医薬品等安全対策部会(令和4年度第4回 3/2)《厚生労働省》
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ID

感染症(PT)

出典

概要

ProMED-mail
20220313.8701959

ニューサウスウェールズ州保健省は、ニューサウスウェールズ州の5人目の住民が日本脳炎(JE)に感染している
ことが確認されたため、地域住民に警戒し、蚊に刺されないようにするよう呼びかけている。今回確認されたのは、
Goulburnに住む60歳代の男性で、病院で治療を受けた後、退院し、リハビリテーション施設で回復に向かってい
る。Goulburn地域からの確定症例は今回が1例目である。現在、患者の曝露地域の緊急調査を行っている。ニュー
サウスウェールズ州では現在、さらに数人がJEの検査を受けており、今後数日から数週間のうちにさらに多くの患
者が確認されると予想される。

ProMED-mail
20220319.8702062

・ニューサウスウェールズ州の8人目の住民が日本脳炎に感染していることが確認され、ニューサウスウェールズ
州保健局は、蚊に刺されないように警戒するよう地域住民に呼びかけている。今回確認されたのは、リヴァリーナ
地方テモラ地区の50歳代の男性である。彼は病院で治療を受けた後、退院し、地域社会で回復を続けている。
・南オーストラリア州保健当局は、蚊が媒介する日本脳炎のさらなる患者4人を確認し、うち1人が死亡したと発表し
た。死亡したのは、当局が以前から感染の疑いがあると指摘していた患者である。南オーストラリア州保健当局に
よると、同州の日本脳炎ウイルス感染者は合計8人となった。このうち1人は入院中で、2人は退院した。
・先週、生後4ヵ月の乳児がVictoriaでウイルスに感染したことが確認された。
・日本脳炎ウイルスは、2022年3月、オーストラリアの18例で診断され、クイーンズランド、ニューサウスウェール
ズ、ビクトリア、南オーストラリアの4州の28の豚舎で発見された。オーストラリアの極北の外で初めてアウトブレイク
が発生し、感染者のうち2例が死亡した。クイーンズランド州の2つの豚舎が感染し、うち1つはグーンディウィンディ
地区にある。2番目の場所については、詳細は明らかにされていない。ブリスベン北部のプリンス・チャールズ病院
では、60歳代の女性がウイルスに感染し、重体だが安定した状態が続いている。この女性は、1998年以来、クイー
ンズランド州で発生した最初の患者である。

日本脳炎B型

ProMED-mail
20220405.8702416

オーストラリア保健省は、2022年3月31日時点で、オーストラリアでヒトの日本脳炎ウイルス症例を34例報告してい
る。このうち、24例が臨床検査で確認された(ニューサウスウェールズ州10人、クイーンズランド州2人、南オースト
ラリア州3人、ビクトリア州9人)。その他の10例は疫学的及び/又は本疾患の症状があり、臨床検査で示唆された
(クイーンズランド州2例、南オーストラリア州5例、ビクトリア州2例、ニューサウスウェールズ州1例)。3例の死亡も
報告された(ニューサウスウェールズ州:1例、南オーストラリア州:1例、ビクトリア州:1例)。現在4つの州で50を超
える感染養豚場が認められている。またノーザンテリトリー政府は2022年3月、ウェストダリー地域の野生のブタ1頭
が日本脳炎陽性であることを確認した。

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日本脳炎B型

ProMED-mail
20220408.8702478

ウェストダリーの少数の野生のブタが日本脳炎ウイルス(JEV)の検査で陽性となった後、ノーザンテリトリーで初め
てJEVの活動症例が検出された。同ウイルスは2022年2月以降、オーストラリア南部の養豚場に広がっており、こ
れまでにヒトにおいて35例の症例が確認され、3例のヒトが死亡している。ノーザンテリトリーのchief veterinary
officerによると2021年3月にティウィ諸島でJEVにより1例のヒトが死亡して以降、同地域では症例は記録されてい
ない。

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日本脳炎B型

ProMED-mail
20220512.8703200

オーストラリアの保健当局は、蚊が媒介するウイルス「日本脳炎」による新たな人の死亡を報告した。これまでに
ニューサウスウェールズ州、南オーストラリア州、ビクトリア州で報告された死亡例に加え、2022/5/4、当局はク
イーンズランド州での死亡を報告した。現在、オーストラリアでは38人の日本脳炎のヒトの症例が報告されている。

ProMED-mail
20220521.8703397

2022年5月18日現在、オーストラリアで発生した日本脳炎ウイルスのヒト感染例は42例であり、29例は検査確定例
である:ニューサウスウェールズ州(13)、クイーンズランド州(2)、南オーストラリア州(4)、ビクトリア州(10)。その
他の13例は疫学的に関連性があり、かつ/又は疾患の症状があり、検査で示唆的なエビデンスを有する可能性が
ある症例である:クイーンズランド州(3)、南オーストラリア州(5)、ビクトリア州(4)、ニューサウスウェールズ州
(1)。また、4例の死亡が報告されている:ニューサウスウェールズ州(1)、南オーストラリア州(1)、ビクトリア州
(1)、クイーンズランド州(1)。感染症、ワクチン、アルボウイルスの専門家からなる国のワーキンググループが設
立された。このワーキンググループは、日本脳炎の状況に対するオーストラリアの対応を支援する。

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日本脳炎B型

日本脳炎B型

日本脳炎B型

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日本脳炎B型

ProMED-mail
20220622.8704004

2022年における台湾地域の1例目の日本脳炎症例が台南市で発生した。2022/6/20、台湾疾病管理センター
(CDC)は、台南市北門区の50代男性の症例で、平日はほとんど自宅と農地で生活していたと発表した。国内外へ
の渡航歴はなかった。2022/6/7に発熱し、2022/6/9に下肢脱力、意識変化などの症状を呈し、入院となった。これ
は2022年の台湾における日本脳炎の1例目である。報道によると、台湾のCDC副局長は、「この男性は50代で、
2022/6/7に発熱し診療所を受診したが、解熱剤を使用しても症状が緩和されなかった」と述べた。2022/6/9に救
急外来に入院し、新型コロナウイルス肺炎の検査は陰性であった。2022/6/19に痙攣と昏睡を起こし、集中治療室
に入院した。2022/6/15、日本脳炎が疑われ、検体を送って検査した。結果は2022/6/18に発表された。疫学調査
が終了し、2022/6/20に診断確定となった。現在、入院中である。台湾CDC副局長は、今回の症例の主な活動場
所は住宅と農地であると指摘した。農地の一つは500メートル(550ヤード)離れたところに豚舎があり、豚舎の裏に
は放棄された養魚場があった。ベクターである蚊の幼虫が大量に採集され、感染の可能性が高いと判断された。
環境浄化と自宅及びその周辺の養豚場に蚊取り器を取付け、地域住民への健康教育支援を強化する対策が行わ
れた。

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日本脳炎B型

ProMED-mail
20220623.8704031

日本脳炎がクイーンズランド州北部の野生ブタで初めて発見された。蚊を媒介する本疾病の発見は、2022年のこ
れまでに5例の死亡に関連する、4つの州にわたるアウトブレイクに続くものである。クイーンズランド州の1例を含
む5例が2022年にこの疾患で死亡したと報告されており、全国で40例以上のヒト症例が検出されている。

日本脳炎B型

WHOホームページ.
https://www.who.int/e
mergencies/diseaseoutbreaknews/item/2022DON365

2022年4月28日現在、オーストラリア政府保健省は、3例の死亡者(確定2例、可能性1例)を含む37例(検査確定例
25例、可能性例12例)の日本脳炎ウイルス感染確定例および可能性例を報告している。25例の確定症例が4つの
州から報告された:ニューサウスウェールズ州(11例、死亡1例)、クイーンズランド州(2例)、南オーストラリア州(3
例)、ビクトリア州(9例、死亡1例)。さらに、12例の推定例が報告されている:ニューサウスウェールズ州(2例)、ク
イーンズランド州(2例)、南オーストラリア州(5例、1名死亡)、ビクトリア州(3例)。

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