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資料3 わが国における市販薬乱用の実態と課題 (19 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_31415.html |
出典情報 | 医薬品の販売制度に関する検討会(第2回 3/8)《厚生労働省》 |
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デキストロメトルファン
Dextromethorphan(DXM)
半減期(時間) 2~4(EM)、23~42(PM)
EX: extensive metabolizer
PM: poor metabolizer
デキストロメトルファンは乱用や依存の可能性のある物質1
高用量では、NMDA受容体を阻害し、催幻覚作用、解離作用を引き
起こす2
DXM依存症患者は再発のリスクが高い3
• 米国:2000~2006年にかけてデキストロメトルファンの乱用に関する相談が3倍に増加4
• 高用量のデキストロメトルファンを摂取し、暴行、自殺、殺人に至った症例も報告5
• 日本国内でも意識障害、横紋筋融解症、セロ
トニン症候群を発症した急性中毒症例や死亡
例が報告6,7
• 日本国内の精神科医療施設を対象とする全
国調査において数多くの依存症患者が報告
(2022年調査)8
1.
2.
3.
4.
5.
6.
7.
8.
Mutschler J, et al. Dtsch Arztebl Int 107(30):537-540, 2010.
Logan BK, et al. Anal Toxicol 33(2):99-103. 2009.
Xu J, et al. Am J Addict 30(2):192-194.2021.
karami S, et al. Clin Toxicol(Phila) 56(7):656-63.2018.
Logan BK, et al. J Forensic Sci. 57(5):1388-1394.2012.
浅沼 翼, 他:日臨救急医会誌 23(3):400.2020.
西口美紀, 他:日法医誌 74(1):88.2020.
国立精神・神経医療研究センター. 全国の精神科医療施設に
おける薬物関連精神疾患の実態調査2022(未発表データ)
19
Dextromethorphan(DXM)
半減期(時間) 2~4(EM)、23~42(PM)
EX: extensive metabolizer
PM: poor metabolizer
デキストロメトルファンは乱用や依存の可能性のある物質1
高用量では、NMDA受容体を阻害し、催幻覚作用、解離作用を引き
起こす2
DXM依存症患者は再発のリスクが高い3
• 米国:2000~2006年にかけてデキストロメトルファンの乱用に関する相談が3倍に増加4
• 高用量のデキストロメトルファンを摂取し、暴行、自殺、殺人に至った症例も報告5
• 日本国内でも意識障害、横紋筋融解症、セロ
トニン症候群を発症した急性中毒症例や死亡
例が報告6,7
• 日本国内の精神科医療施設を対象とする全
国調査において数多くの依存症患者が報告
(2022年調査)8
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Mutschler J, et al. Dtsch Arztebl Int 107(30):537-540, 2010.
Logan BK, et al. Anal Toxicol 33(2):99-103. 2009.
Xu J, et al. Am J Addict 30(2):192-194.2021.
karami S, et al. Clin Toxicol(Phila) 56(7):656-63.2018.
Logan BK, et al. J Forensic Sci. 57(5):1388-1394.2012.
浅沼 翼, 他:日臨救急医会誌 23(3):400.2020.
西口美紀, 他:日法医誌 74(1):88.2020.
国立精神・神経医療研究センター. 全国の精神科医療施設に
おける薬物関連精神疾患の実態調査2022(未発表データ)
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