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資料2-2 指摘事項に対する回答 (3 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_31340.html
出典情報 先進医療会議 先進医療技術審査部会(第146回 3/9)《厚生労働省》
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図3の右側が、検査レポートだけの流れになりますが、左側は本研究における
エキスパートパネルに基づいた「推奨治療の有無」の流れになります。エキスパ
ートパネルでは、コンパニオン診断も含めた形で、推奨治療を判断しますので、
エキスパートパネルに基づく推奨治療が呈示された 105 例のうち、治験や臨床
試験による治療が 59 例、適用外使用が 20 例で推奨されました。また、コンパニ
オン診断に基づく保険治療のみ4例と治験・臨床試験とコンパニオン診断に基
づく治療両方をもつ 22 例の合計 26 例がコンパニオン診断に基づく治療として
推奨されました。
従いまして、
「当該のコンパニオン診断で得られた治療をもってエキスパートパネル
の推奨治療として結果を返却していたという理解でよいのでしょうか?」のご質問に対し
ては、コンパニオン診断を含んだ形でエキスパートパネルの推奨治療として結果を返却
していた、というのが回答になります。また、コンパニオン診断は、検査レポートの解釈の
流れでも、本研究の解釈の流れでも、治療薬と 1:1 対応しますので、エキスパートパネ
ルは不要であるため、「コンパニオン診断として使用出来る場合は、エキスパート
パネルなしで速やかに患者に結果返却ができる」と結論づけています。
なお、今回の提出資料に図3の技術概要図も追加させていただきます。
図3

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