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医療分野における物価・賃金高騰対策に関する要望 概要 (5 ページ)

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出典情報 医療分野における物価・賃金高騰対策に関する要望(4/28)《日本医師会、四病院団体協議会》
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日本病院会・全日本病院協会・日本医療法人協会
医療機関経営状況調査結果
調査⽬的: 医療機関の経営状況を厚⽣労働省に提⽰し、医療機関の経
営状況を考慮した診療報酬改定となるように進めるため。
調査⽅法:

⽇本病院会、全⽇本病院協会及び⽇本医療法⼈協会に加盟する
4,051 病院に、経営状況等について Eメールによる調査票配布によ
り実施、回収を⾏った。

調査期間:

2023年3⽉29⽇〜4⽉5⽇

調査⽬的:

2021 年12 ⽉、 2022 年1⽉、 2⽉と 2022 年12 ⽉、 2023
年1⽉ 、2⽉の医業損益等の⽐較。

回答数 :

690病院(回答率:17.0%)有効回答数630病院

結果概要
・医業利益、経常利益ともに⾚字病院の割合が前年度よりも増加している。
・医業利益の⽐較では、2021年度、2022年度ともに⾚字病院の割合が7割を超えて
いる。
・2022年度の⾚字病院の割合は2021年度より3.5ポイント増加している。
・経常利益の⽐較では、⾚字病院の割合が2021年度より8.3ポイント増加している。
・経常利益からコロナ、物価⾼騰関連補助⾦を除くと、2021年度、2022年度ともに
⾚字病院の割合が約7割となる。2022年度の⾚字病院の割合は2021年度より
4.4ポイント増加している。
・医業収益と医業費⽤の⽐較では、医業費⽤の伸びが医業収益の伸びを上回っている。
・電⼒、ガス等の⽔道光熱費が前年⽐で4割以上増加している。

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日本病院会・全日本病院協会・日本医療法人協会
医療機関経営状況調査結果等
■病院の経営状況等

※⽇本病院会・全⽇本病院協会・⽇本医療法⼈協会合同「医療機関経営状況調査」より

2021年12⽉
〜2022年2⽉

2021年12⽉
〜2022年2⽉

2022年12⽉
〜2023年2⽉

2022年12⽉
〜2023年2⽉

100床当たりの⽔道光熱費の平均値
2021年12⽉〜2022年2⽉と2022年12⽉〜2023年2⽉の⽐較

2021年12⽉
〜2022年2⽉

2022年12⽉
〜2023年2⽉

■平均賃上げ率

※⽇本病院会・全⽇本病院協会・⽇本医療法⼈協会合同「医療機関における賃⾦引上げの状況に関する調査」より
平均⽉例賃⾦額

n=574

(賃上げ前)(円)
(A)

平均賃上げ額(⽉)(円)

平均賃上げ額(⽉)(%)

合計

定期昇給分

ベースアップ分

合計

定期昇給分

ベースアップ分

(B)=(C+D)

(C)

(D)

(B/A)

(C/A)

(D/A)

医師(常勤職員)

883,672

15,001

13,920

1,081

1.8%

1.7%

0.1%

看護職員(常勤職員)

274,716

5,370

3,898

1,473

2.0%

1.4%

0.5%

その他の職員(常勤職員)

246,794

4,637

3,600

1,037

1.9%

1.5%

0.4%

310,868

5,889

4,630

1,259

1.9%

1.5%

0.4%

全体

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