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参考資料7 「全ゲノム解析等に係る厚生労働科学研究班」資料修正版(令和3年7月) (10 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_23993.html
出典情報 厚生科学審議会 科学技術部会全ゲノム解析等の推進に関する専門委員会(第8回 3/2)《厚生労働省》
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解析・データセンターWG (3)
データセンター機能の構築
• 1次解析から2次解析まで解析ワークフローと多様な解析資源の提供をオンプレ・クラウドのハイブ
リッドも活用して実現する。
• 医療機関からの臨床情報、シークエンスセンターからのシークエンスデータは、解析・データセン
ターでデータベース化する。
• 解析・データセンターがコンプライアンス・ガイドラインへ適合しているかを判断する仕組みを
設けること。
• 情報管理に関しては、政府統一基準群や医療安全性ガイドライン、本事業における情報セキュリ
ティに関する取り決め事項に従った情報管理を行う必要があり、定期的な監査を検討する。
認証機能の強化(多要素認証の導入)、データの無害化の方法、不正アクセスの検知や自動遮断等等につい
ての方法論を検討すること。また、基盤運用の負担軽減に必要な運用管理の自動化も考慮すること。

• データのアップロードなどを管理できるテクロノジー窓口の設置が必要。
• 医療機関、シークエンスセンター、解析・データセンターとの間には、セキュリティを確保した
システムやネットワーク接続環境の整備が必要となる。 また、データセンターは物理的に国内に
あるセンターの利用を基本とする。
• 複数のシークエンス拠点とのデータのやり取りを可能とするために、データ転送・フォーマット
の方式を規格化を行う。
• 解析処理は、同時並行で複数の処理が並列に実施できる実装とする。さらに、ワークフロー言語、
仮想コンテナ技術、コンテナオーケストレーション技術等を活用し、効率的な実行形式を検討す
ること。
• 使用頻度に応じたデータ保管形態の工夫による保管コストの削減と分散保管によるセキュリティ
確保が必要である。
• データストレージについては、既存のリソースを活用しつつ、クラウドへの移行を検討すること。

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