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参考資料7 「全ゲノム解析等に係る厚生労働科学研究班」資料修正版(令和3年7月) (15 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_23993.html
出典情報 厚生科学審議会 科学技術部会全ゲノム解析等の推進に関する専門委員会(第8回 3/2)《厚生労働省》
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ELSI WG (3)
患者還元のガイダンス(つづき)
 本事業でも,各研究班において,上記規定に基づく対応方針を検討・整備することが基本となる。
 なお,説明方針の検討にあたっては,関連する以下の報告・提言を参照するものとする。
作成者

対象

作成時期等

日本臨床腫瘍学
会・日本癌治療学
会・ 日本癌学会

「次世代シークエンサー等を用い
た遺伝子パネル検査に基づくがん
診療ガイダンス」

主に固形がん細胞・組織に生じる変異を検 2020年3月改訂
出するがんゲノムプロファイリング検査

AMED小杉班

「ゲノム医療における情報伝達プ
ロセスに関する提言」

がん遺伝子パネル検査
生殖細胞系列網羅的遺伝学的検査

AMED長神班

「研究における個人の遺伝情報の
結果返却 検討および留意すべき
事項と今後の議論・検討に向けた
課題に関する提言」

研究における個人の遺伝情報の結果返却の 2019年3
うち、生殖細胞系列に関する遺伝情報を返
却対象とするもの

2019年12月改定
厚労科研で改定検討中

*二次的所見の開示対象については,小杉班提言の推奨度別リストを基本とすることが想定される。

 研究班向けのセミナーを開催して,以下を共有し共通理解と課題の把握を図る。
① 統合指針の関連規定および全ゲノム解析の場合の留意点(昨年度ELSIワーキングにおいて論点整理)
② 関連する報告・提言の内容
 全ゲノム解析結果の患者への還元に関しては,本邦での経験の蓄積が乏しいため,本事業による患者還元体
制構築の実践を通じて得られた知見を今後のガイダンス作成・改定に活用する。

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