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総-4参考1○令和6年度の同時報酬改定に向けた意見交換会における主なご意見について (6 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00190.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 総会(第546回 6/14)《厚生労働省》
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(2)高齢者の心身の特性に応じた対応


急性期病院における高齢者の生活機能の低下を予防することは重要。病状を踏ま
え、各医療専門職種が共通認識を持ったうえでチーム医療による離床の取組を推進す
べき。
・ 労働人口が減る中で専門職の配置については、全体のバランスはよく見ていくべ
き。急性期病棟に介護福祉士を配置するようなことは、現実的でないし、医療と介護
の役割分担の観点からも、望ましい姿とは言えない。
・ 急性期病棟においても介護福祉士を配置し、正当に評価すべき。
・ 診療報酬の早期離床・リハ加算としてICUでの取組みが進められていることもあ
り、急性期病院にリハ職を配置することでより良いアウトカムが出るのではないか。
・ 入院による生活機能等の悪化や重症化を予防するためには、口腔管理含め多職種の
早期離床等の取組が必要。また、医療機関に歯科がない場合においても、口腔の管理
が継続できるような体制整備を構築すべき。脳血管疾患や誤嚥性肺炎についても医療
介護連携が可能な仕組みを検討すべき。
・ 生活の場で医療が受けられることが重要。特定行為のできる看護師を介護保険施設
に配置することで、医療機能の向上をはかることができるのではないか。
・ 急性期の入院医療においては、治療に伴う患者の全身状態の変化があり、看護職員
が 24 時間状態をアセスメントし、必要なケアを提供している。急性期においては医療
密度が高い中で看護師が対応しており、生活上のケアも看護師が提供している。
・ 急性期入院医療の現場は、在院日数が短縮化されている中で、医療密度が高い状況
に看護職員が対応している。一つ一つの場面において病状の変化を適切に捉えていく
能力が求められており、看護職の傷病者に対する療養上の世話という役割は、今後も
非常に大きい。
・ 専門性の高い看護師が介護施設に出向き、それぞれの利用者の特性に応じた食事介
助方法等を指導することで、誤嚥性肺炎による入院が減少した事例もある。
(3)入退院支援
・ 薬局・薬剤師が、入院時の持参薬の整理と情報提供、退院時における入院中の薬剤
管理の状況の把握をしっかりとした上で、退院後の在宅や外来での適切な薬剤管理の
継続につなげていくことが重要。また、医療機関と高齢者施設との情報共有も重要。
・ 生活支援に関連する入退院支援のあり方の改善をはかることで、本人が希望する場
に戻せる。インフォーマルなサービスの活用が在宅の限界点を高める。


入院時点からの介護支援専門員との連携を推進すべき。

(4)医療・介護の人材確保
・ 医療・介護・障害における介護職員の処遇が異なることも是正すべき。
・ 人材紹介会社に対する高額な手数料が課題。
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