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資料1 「充足見込み」とした要件を満たせなかったがん診療連携拠点病院等への対応方針等 (12 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_33825.html
出典情報 がん診療連携拠点病院等の指定に関する検討会(第23回 6/26)《厚生労働省》
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金沢大学附属病院について②

令和5年5月26日付け金沢大学附属病院の回答(抜粋)
第22回検討会の議論を踏まえ、再発防止策に係る検討状況等について石川県及び金沢大学附属病院に問い合せたとこ
ろ、以下の回答が得られた。

■昨年度の回答の趣旨
(前略)「連携している事実」について、当院では、金沢先進医学センターが実施している保険外診療の免疫療法を、
①「協定」を交わした上で、さらに②当院の主治医が積極的に推奨し治療を実施しているような関係があること、と
捉えておりました。抗がん剤の効果が得られない、あるいは手術適応外と診断されたがん患者及びその家族の求めに
応じて情報提供を行なっていた事実はありましたが、治療法の選択はがん患者及びその家族の自由意思によるもので
あり、当院の医師が積極的に免疫療法を推奨しているという事実はないことから、「連携している」には該当しない
ものと判断いたしました。
(中略)金沢先進医学センターが提供する免疫療法においては、そのような協定を交わした事実が無いことからも、
免疫療法の提供において、「連携している事実はない」と回答いたしました。
■「がん診療連携拠点病院等の整備に関する指針(令和4年8月1日付)」および「がん診療連携拠点病院等の指定
に関する検討会議事録(令和5年1月19日開催)を踏まえた対応
当院においては、昨年の調査を受けて、院内の掲示物や広報物を確認し、金沢先進医学センターに関するパンフ
レットは排除いたしました。また、金沢先進医学センターに対しては、別組織であることを強調して案内するよう依
頼をし、金沢先進医学センターの広報物には、「金沢先進医学センターは、医療法人社団金沢先進医学センターによ
り運営されています。同一敷地内にある国立大学法人金沢大学附属病院とは別法人です。」との記載をしていただい
ております。
今般、改めて、当院から金沢先進医学センターへの聞き取りを行ったところ、免疫療法の初診受付は令和4年3月
で終了していること、そして、治療中のがん患者に対して継続していた免疫療法も、令和4年12月末までで全て終了
したとの説明を受けました。
今後も、当院が免疫療法においても連携しているとの誤解を招くことがないよう努めてまいります。

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