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【参考資料2】令和6年度の同時報酬改定に向けた意見交換会における主なご意見 (1 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_33719.html |
出典情報 | 社会保障審議会 介護給付費分科会(第218回 6/28)《厚生労働省》 |
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社保審-介護給付費分科会
第 218 回(R5.6.28)
参考資料2
中医協
総-4参考1
5
6
.
.
1
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令和6年度の同時報酬改定に向けた意見交換会における主なご意見
Ⅰ.概要
令和6年度は、6年に一度の診療報酬、介護報酬及び障害福祉サービス等報酬の同時
改定になるとともに、医療介護総合確保方針、医療計画、介護保険事業(支援)計画、
医療保険制度改革などの医療と介護に関わる関連制度の一体改革にとって大きな節目で
あることから、今後の医療及び介護サービスの提供体制の確保に向け様々な視点からの
検討が重要となる。
このような背景を踏まえ、中央社会保険医療協議会総会及び社会保障審議会介護給付
費分科会において、診療報酬と介護報酬等との連携・調整をより一層進める観点から、
各報酬の対象者が今後直面すると考えられるテーマを議題として、令和5年3月から全
3回の意見交換を行った。
Ⅱ.意見交換会における主なご意見
【テーマ1:地域包括ケアのさらなる推進のための医療・介護・障害サービスの連携】
(1)医療・介護・障害サービスの連携
1)今後の重点的な課題を踏まえた医療・介護連携
・ あるべき連携の姿とは、必要な情報の一方向的な提供や閲覧だけでなく、相互のコ
ミュニケーションを深め、現状、課題、目標、計画などを共有しながら、患者/利用
者、家族とも同じ方向に向かい、より質の高い医療・介護の実現につなげること。
・ コロナ禍により、医療職/介護職同士の対面での連携が途切れてしまったため、コ
ロナ対応の緩和とともに、多職種カンファレンスの再開等による関係再構築が必要。
・ 各職種・各施設がそれぞれの機能を十分に発揮し、ある程度マルチタスクでお互い
にカバーしあい業務をまわさなければ、限られた医療・介護資源で増加する需要をま
かなえない。その上で、過不足なくサービスが提供されるよう連携が必要。
・ 例えばオンライン会議は時間設定の事前調整が必要といった現状もあり、ICTの
活用は推進しつつも、より効率的な連携や情報共有が推進される方策の検討が必要。
・ 資料にある「医療においてはより「生活」に配慮した質の高い医療を、介護におい
てはより「医療」の視点を含めたケアマネジメント」という記載のとおりであるが、
特に医療において「生活」に配慮した質の高い医療の視点が足りておらず、生活機能
の情報収集が少ないのではないか。具体的には認知機能の情報収集が少なく、認知機
能の評価を入院前に行うことが重要。
・
情報提供の仕組みとして、ホームヘルパーから介護支援専門員、主治医へ報告する
仕組みはできているが、主治医からも発信できるようにすることで双方向にしていく
必要がある。
・ 特に医療ニーズの高い在宅療養者の入退院時は、訪問看護、病院の医療連携部門、
病棟・外来看護師からタイムリーに、医療・介護・障害福祉の連携先に対して情報提
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第 218 回(R5.6.28)
参考資料2
中医協
総-4参考1
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令和6年度の同時報酬改定に向けた意見交換会における主なご意見
Ⅰ.概要
令和6年度は、6年に一度の診療報酬、介護報酬及び障害福祉サービス等報酬の同時
改定になるとともに、医療介護総合確保方針、医療計画、介護保険事業(支援)計画、
医療保険制度改革などの医療と介護に関わる関連制度の一体改革にとって大きな節目で
あることから、今後の医療及び介護サービスの提供体制の確保に向け様々な視点からの
検討が重要となる。
このような背景を踏まえ、中央社会保険医療協議会総会及び社会保障審議会介護給付
費分科会において、診療報酬と介護報酬等との連携・調整をより一層進める観点から、
各報酬の対象者が今後直面すると考えられるテーマを議題として、令和5年3月から全
3回の意見交換を行った。
Ⅱ.意見交換会における主なご意見
【テーマ1:地域包括ケアのさらなる推進のための医療・介護・障害サービスの連携】
(1)医療・介護・障害サービスの連携
1)今後の重点的な課題を踏まえた医療・介護連携
・ あるべき連携の姿とは、必要な情報の一方向的な提供や閲覧だけでなく、相互のコ
ミュニケーションを深め、現状、課題、目標、計画などを共有しながら、患者/利用
者、家族とも同じ方向に向かい、より質の高い医療・介護の実現につなげること。
・ コロナ禍により、医療職/介護職同士の対面での連携が途切れてしまったため、コ
ロナ対応の緩和とともに、多職種カンファレンスの再開等による関係再構築が必要。
・ 各職種・各施設がそれぞれの機能を十分に発揮し、ある程度マルチタスクでお互い
にカバーしあい業務をまわさなければ、限られた医療・介護資源で増加する需要をま
かなえない。その上で、過不足なくサービスが提供されるよう連携が必要。
・ 例えばオンライン会議は時間設定の事前調整が必要といった現状もあり、ICTの
活用は推進しつつも、より効率的な連携や情報共有が推進される方策の検討が必要。
・ 資料にある「医療においてはより「生活」に配慮した質の高い医療を、介護におい
てはより「医療」の視点を含めたケアマネジメント」という記載のとおりであるが、
特に医療において「生活」に配慮した質の高い医療の視点が足りておらず、生活機能
の情報収集が少ないのではないか。具体的には認知機能の情報収集が少なく、認知機
能の評価を入院前に行うことが重要。
・
情報提供の仕組みとして、ホームヘルパーから介護支援専門員、主治医へ報告する
仕組みはできているが、主治医からも発信できるようにすることで双方向にしていく
必要がある。
・ 特に医療ニーズの高い在宅療養者の入退院時は、訪問看護、病院の医療連携部門、
病棟・外来看護師からタイムリーに、医療・介護・障害福祉の連携先に対して情報提
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