［医療改革］ 消費税増収財源での社会保障充実「非常に重要」 加藤厚労相
今回のポイント
●加藤勝信厚生労働大臣は9月22日の閣議後会見で、安倍晋三首相が消費税増税分の使途見直しを表明していることについて、「消費税の引き上げが行われて社会保障の充実が着実に実施されていくことが非常に重要」との認識を示した○安倍首相は総選挙に向けた公約として、2019年10月に予定通り消費税を引き上げ、増収分を子育て支援などの社会保障制度の充実に振り向ける考えを明かしている
加藤勝信厚生労働大臣は9月22日、消費税増収分の使途見直しを安倍晋三首相が表明していることについて、「消費税の引き上げが行われて社会保障の充実が着実に実施されていくことが非常に重要だと思っている」と述べた。閣議後の会見で記者団の質問に答えた。
安倍首相は10月22日に予定される総選挙に向けた公約に、2019年10月に予定通り消費税を引き上げ、増収分を子育て支援などに充当し、これまでの高齢者対策に偏りがちだった社会保障施策を「全世代型」の制度に改める方針を盛り込む考えを示している。
加藤厚労相は、消費税引き上げの実施を受けて、これまで延期されていた低所得者に対する年金生活者支援給付金に加え、幼児教育・保育の無償化の拡大、待機児童対策などについても、「鋭意議論させていただきたい」と話した(参照)。
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