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04 専門家によるモニタリングコメント・意見 (5 ページ)

公開元URL https://www.bousai.metro.tokyo.lg.jp/taisaku/saigai/1013388/1021131.html
出典情報 東京都新型コロナウイルス感染症モニタリング会議資料(第81回 3/3)《東京都》
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モニタリング項目

グラフ

3 月 3 日 第 81 回モニタリング会議のコメント
ア)今週も、症状が出てから検査を受けて陽性と判明した人の割合が高かった。
イ)無症状や症状の乏しい感染者からも、感染が広がっている可能性がある。症状がなくても感染源となるリ
スクがあることに留意して、日常生活を過ごす必要がある。

①-7

① 新規陽性者数
①-8
①-9


② #7119 における
発熱等相談件数

今週の保健所別届出数を多い順に見ると、多摩府中 5,072 人(6.6%)と最も多く、次いで世田谷 4,796 人
(6.3%)、足立 4,455 人(5.8%)、江戸川 4,398 人(5.7%)、大田区 4,149 人(5.4%)であった。
【コメント】
保健所では陽性者の状況把握、体調急変時に取るべき行動等の情報提供に業務を重点化しており、疫学調査
や他の一般業務への影響が発生している。
今週は、都内保健所のうち約 29%にあたる 9 保健所で、それぞれ 3,000 人を超える新規陽性者数が報告され
た。
【コメント】
保健所の業務量が急増し、ひっ迫した状況になっており、都は、保健所に人材を派遣して支援している。療
養者に対する感染の判明から療養終了までの保健所の一連の業務を、都と保健所が協働し、補完し合いながら
一体的に進めていく必要がある。

#7119 の増加は、感染拡大の予兆の指標の1つとしてモニタリングしてきた。都が令和 2 年 10 月 30 日に発
熱相談センターを設置した後は、その相談件数の推移と合わせて相談需要の指標として解析している。

(1) #7119 における発熱等相談件数の 7 日間平均は、前回の 98.4 件/日から 3 月 2 日時点で 97.9 件/日と横ばい
であった。
(2) 都の発熱相談センターにおける相談件数の 7 日間平均は、前回の約 5,376 件/日から、
3 月 2 日時点で約 4,799
件/日に減少した。
【コメント】
発熱等相談件数の 7 日間平均は、引き続き高い値で推移している。引き続き#7119 と発熱相談センターの連
携を強化していく必要がある。
新規陽性者における接触歴等不明者数は、感染の広がりを反映する指標であるだけでなく、接触歴等不明な

③ 新規陽性者にお
ける接触歴等不明
者数・増加比

新規陽性者が、陽性判明前に潜在するクラスターを形成している可能性があるのでモニタリングを行っている。
③-1

(1) 接触歴等不明者数は、7 日間平均で前回の 7,700 人/日から、3 月 2 日時点で約 6,360 人/日となった。
(2) 今週の接触歴等不明者数の合計は 44,990 人で、年代別の人数は、10 代以下 12,790 人、20 代 7,884 人、30
-5-