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04 専門家によるモニタリングコメント・意見 (7 ページ)

公開元URL https://www.bousai.metro.tokyo.lg.jp/taisaku/saigai/1013388/1021131.html
出典情報 東京都新型コロナウイルス感染症モニタリング会議資料(第81回 3/3)《東京都》
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専門家によるモニタリングコメント・意見【医療提供体制】
モニタリング項目

グラフ

別紙2

3 月 3 日 第 81 回モニタリング会議のコメント

医 療 提

オミクロン株の特性に対応した医療提供体制の分析は以下のとおりである。
供 体 制 (1) オミクロン株の特性を踏まえた重症者用病床使用率は、2 月 23 日時点の 35.7%(268 人/750 床)から、3 月
2 日時点で 27.0%(217 人/804 床)に低下した。
の 分 析
( オ ミ (2) 入院患者のうち酸素投与が必要な方の割合は、2 月 23 日時点の 22.4%から、3 月 2 日時点で 23.8%となっ
た。
ク ロ ン
(3) 新型コロナウイルス感染症のために確保した病床使用率は、2 月 23 日時点の 56.9%(4,045 人/7,109 床)か
株対応)
ら、3 月 2 日時点で 51.1%(3,691 人/7,229 床)となった。
(4) 救命救急センター内の重症者用病床使用率は、2 月 23 日時点の 66.7%(466 人/699 床)から、3 月 2 日時点
で 75.6%(456 人/603 床)となった。
(5) 救急医療の東京ルールの適用件数については、227.0 件/日と、高い水準で推移している。
【コメント】
新規陽性者数の 7 日間平均は減少しており、「オミクロン株の特性を踏まえた重症者用病床使用率」は低下、
「入院患者のうち酸素投与が必要な方の割合」は横ばいであった。ただし、オミクロン株の特性を踏まえた重症
者用病床使用率は、病床確保レベルを 3 に引き上げたことにより、算出の分母となる重症者用病床数が増加した
影響も受けている。引き続き動向を注視する必要がある。
PCR 検査・抗原検査(以下「PCR 検査等」という。)の陽性率は、検査体制の指標としてモニタリングしてい
る。迅速かつ広く PCR 検査等を実施することは、感染拡大防止と重症化予防の双方に効果的と考える。
濃厚接触者で、医師の判断により検査を行わずに、臨床症状で陽性と診断された患者 3,516 人は、陽性率の計
④ 検査の陽性率
(PCR・抗原)

算に含まれていない。


7 日間平均の PCR 検査等の陽性率は、前回の 38.5%から 3 月 2 日時点で 36.0%となった。また、7 日間平均
の PCR 検査等の人数は、前回の約 19,367 人/日から、3 月 2 日時点で約 16,897 人/日となった。
【コメント】
ア)陽性率は、3 月 2 日時点で 36.0%となった。臨床症状のみで陽性と診断された患者や、民間検査センターや
検査キットで自ら検査した患者の存在が、陽性率に影響を与える可能性がある。無症状や軽症で検査未実施の
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