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ヒアリング資料3 公益社団法人 日本精神科病院協会 (3 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_34279.html
出典情報 障害福祉サービス等報酬改定検討チーム(第31回 7/25)《厚生労働省》
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日本精神科病院協会が考える障害福祉サービス等(総論)
障害福祉サービス等の利用者数は年々増加しており、令和3年10月時に
おいて障害福祉サービス利用者総数約95.0万人中、精神障害者の利用者
数は約27.7万人であり、約3割を占める。令和2年10月から令和3年10
月における精神障害者の利用者数の伸び率(年率)は、7.5%と、身体障害
者1.1%、知的障害者2.4%に比べて大きく上回っている(出典:障害福
祉サービス等報酬改定検討チーム資料 2022.3.28 )。
日本精神科病院協会の会員病院が保有する障害者総合支援法に定める障
害福祉サービス等施設数は、全国で約3,000にも上る。障害福祉サービス
等は精神障害者の地域生活支援にとって必要不可欠な社会資源であり、当
協会会員病院の多くが医療との連携を模索しながら障害福祉サービス等の
運営を通して、精神障害者の地域生活支援に取り組んでいる。
精神障害者は、疾病と障害が併存しているため病状が障害の程度に強く
影響し、経過の動揺性が高いことが特徴である。病状悪化時のみならず、
精神障害者の地域生活の安定性維持と充実には、精神科医療の関わりが不
可欠である。精神障害者の地域生活支援にとって真に必要な障害福祉サー
ビス等には、医療と障害福祉の連携が必要不可欠であり、これを実現する
には、福祉のみならず医療の視点・意見が十分に反映される必要がある。
精神障害者の障害福祉サービス等の利用にあたっては、医療・医学的視
点からの意見や対応が、十分反映されるような制度設計を望む。

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