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ヒアリング資料6 公益社団法人 日本重症心身障害福祉協会 (6 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_34279.html |
出典情報 | 障害福祉サービス等報酬改定検討チーム(第31回 7/25)《厚生労働省》 |
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令和6年度障害福祉サービス等報酬改定に関する意見等(詳細版)
(4) 施設の改築や修繕等に係る施設整備費及び高額の医療機器の導入経費の補助について
【意見・提案を行う背景、論拠】
・ 医療型障害児入所施設及び療養介護事業所施設は、創設から相当年数が経過した施設が順次建て替えを予定してお
り、病院(医療機関)と福祉施設の複合構造であることからその費用が数十億円となっている。
具体的には、昨年度建て替えのあったA施設は、総工費21億4千5百万円、補助金が7億2千3百万円、自己資金2億
2千3百万円、借入金12億円、 B施設は総工費18億7千万円、補助金3億9千8百万円、自己資金9億2千2百万円、借
入金5億5千万円と巨費を投じている。
また、喫緊に複数の施設において建て替えの予定が報告されており、前述の施設を上回る総工費64億円の建設計画
をはじめ40億~50億円を要する建設計画が進行している。
特に、新型コロナウイルス感染症は、感染対策を徹底した医療型障害児入所施設及び療養介護事業所においても、
クラスターが発生し、人命が失われる事態を引き起こしたことから院内感染を防ぐための施設構造の必要性が強く意識さ
れるとともに、地域の重症心身障害児者を真ん中にした障害児者の医療と福祉の拠点となることが期待されることから設
備機能を充実させなければならず、巨額の費用が掛かることから国の補助制度の拡充を求める。
・ また、高度の医療を必要とする重症心身障害児者の治療のために、最新の医療機器の導入や更新が必要となっており、
多額の費用が必要である。
具体例として、C施設において今後導入する機器を記載する。
①電子カルテ更新(1億円)、②歯科設備更新(4.1百万円)、③利用者ベッド(5百万円)、④移動式脳波計(3.7百万
円)、⑤移動式X線装置(2百万円)、⑥筋電図誘発電位検査装置一式(1百万円)、⑦X線画像読取診断装置一式(3.2
百万円)、⑧セントラルモニター(6百万円)、⑨胃ろう交換用PEGスコープ(1.7百万円)、⑩超音波診断装置(7.6百万
円)、⑪SPO2中央監視システム一式(3千万円)、⑫CT装置システム一式(2千5百万円)、⑬調剤システム一式(1千3百
万円)、⑭透視装置システム一式(2千4百万円)、⑮一般撮影システム一式(3百万円)、⑯歯科用X線システム一式(3
百万円)、⑰CRP測定装置(1.1百万円)、⑱多項目自動血球計数装置(1百万円)等の多くの医療機器の導入が報告さ
れている。
・ これらの購入のために多額の費用を捻出するには施設を経営する法人の経営努力だけでは困難であり、国の積極的な
補助制度により、重症心身障害児者の医療・福祉制度を守り続けて頂くことを求める。
【意見・提案の内容】
・ 上記課題に対応するためには、新たな補助制度の創設を検討していただきたい。
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(4) 施設の改築や修繕等に係る施設整備費及び高額の医療機器の導入経費の補助について
【意見・提案を行う背景、論拠】
・ 医療型障害児入所施設及び療養介護事業所施設は、創設から相当年数が経過した施設が順次建て替えを予定してお
り、病院(医療機関)と福祉施設の複合構造であることからその費用が数十億円となっている。
具体的には、昨年度建て替えのあったA施設は、総工費21億4千5百万円、補助金が7億2千3百万円、自己資金2億
2千3百万円、借入金12億円、 B施設は総工費18億7千万円、補助金3億9千8百万円、自己資金9億2千2百万円、借
入金5億5千万円と巨費を投じている。
また、喫緊に複数の施設において建て替えの予定が報告されており、前述の施設を上回る総工費64億円の建設計画
をはじめ40億~50億円を要する建設計画が進行している。
特に、新型コロナウイルス感染症は、感染対策を徹底した医療型障害児入所施設及び療養介護事業所においても、
クラスターが発生し、人命が失われる事態を引き起こしたことから院内感染を防ぐための施設構造の必要性が強く意識さ
れるとともに、地域の重症心身障害児者を真ん中にした障害児者の医療と福祉の拠点となることが期待されることから設
備機能を充実させなければならず、巨額の費用が掛かることから国の補助制度の拡充を求める。
・ また、高度の医療を必要とする重症心身障害児者の治療のために、最新の医療機器の導入や更新が必要となっており、
多額の費用が必要である。
具体例として、C施設において今後導入する機器を記載する。
①電子カルテ更新(1億円)、②歯科設備更新(4.1百万円)、③利用者ベッド(5百万円)、④移動式脳波計(3.7百万
円)、⑤移動式X線装置(2百万円)、⑥筋電図誘発電位検査装置一式(1百万円)、⑦X線画像読取診断装置一式(3.2
百万円)、⑧セントラルモニター(6百万円)、⑨胃ろう交換用PEGスコープ(1.7百万円)、⑩超音波診断装置(7.6百万
円)、⑪SPO2中央監視システム一式(3千万円)、⑫CT装置システム一式(2千5百万円)、⑬調剤システム一式(1千3百
万円)、⑭透視装置システム一式(2千4百万円)、⑮一般撮影システム一式(3百万円)、⑯歯科用X線システム一式(3
百万円)、⑰CRP測定装置(1.1百万円)、⑱多項目自動血球計数装置(1百万円)等の多くの医療機器の導入が報告さ
れている。
・ これらの購入のために多額の費用を捻出するには施設を経営する法人の経営努力だけでは困難であり、国の積極的な
補助制度により、重症心身障害児者の医療・福祉制度を守り続けて頂くことを求める。
【意見・提案の内容】
・ 上記課題に対応するためには、新たな補助制度の創設を検討していただきたい。
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