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参考資料3_今後のがん研究のあり方について(報告書) (13 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_34414.html
出典情報 今後のがん研究のあり方に関する有識者会議(第13回 7/27)《厚生労働省》
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主導治験等に対する支援を行うことが求められる。

(具体的研究事項)
ⅰ 薬剤候補物質の探索・同定のための研究
ⅱ 薬剤候補品を臨床試験に橋渡しするための研究
ⅲ 難治性がん、希少がん等を中心とした、欧米では標準となっているが国内
ではエビデンスの不足している、適応外薬や未承認薬の実用化をめざした
臨床研究
ⅳ 日本発のコンパニオン診断薬を含むがん診断薬や、分子標的治療薬をはじ
めとした個別化治療に資する治療薬の実用化をめざした臨床研究
ⅴ 免疫療法、遺伝子治療をはじめとする新しい治療薬の実用化をめざした臨
床研究
ⅵ 支持療法のための薬剤の実用化をめざした臨床研究

(3)患者に優しい新規医療技術開発に関する研究
患者に優しい医療技術とは、治癒可能な早期の段階でがんを発見するための
技術や、身体に負担の少ない低侵襲治療を可能とする技術、治療の奏効率を高
め、かつ副作用を抑えるドラッグデリバリー技術である。こういった観点から、
新規医療技術開発においては、現在早期発見が困難なことにより難治性となっ
ているがんの早期発見を可能とするイメージング技術等を含む医療機器開発や、
患者にとってより負担の少ない低侵襲治療を可能とする根治性の高い手術療法
の開発、ロボット、粒子線や次世代X線治療等の放射線治療、内視鏡等の国内
の優れた最先端技術を応用した次世代の革新的医療機器開発を促進することが
重要である。また、患者の QOL 向上のために、副作用を抑えるドラッグデリバ
リーシステムの確立が重要となる。
加えてデバイス・ラグの解消へ向けて、より質の高い臨床試験を実施するこ
とが必要である。また、医工連携をはじめとする学問横断的な研究実施体制を
構築し、国内の優れた要素技術を結集することが求められている。
(具体的研究事項)
ⅰ 早期発見が困難ながんや転移・再発例等に対する早期診断のための革新的
なバイオマーカーや高度画像診断技術など、がんの存在診断の開発研究
ⅱ 画像技術とバイオマーカーの組み合わせによる分子イメージングの開発研
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