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参考資料3_今後のがん研究のあり方について(報告書) (20 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_34414.html
出典情報 今後のがん研究のあり方に関する有識者会議(第13回 7/27)《厚生労働省》
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Ⅳ 研究の効果的な推進のための基盤
「基本計画」においては、研究基盤の整備について取り組むべき施策として
以下の通り明記されている。
(取り組むべき施策)
ドラッグ・ラグとデバイス・ラグの解消の加速に向け、より質の高い臨床試
験の実施を目指し、がんの臨床試験を統合・調整する体制や枠組みを整備する。
また、日本発の革新的な医薬品・医療機器を創出するため、がん免疫療法の
がんワクチンや抗体薬の有用性を踏まえた創薬研究をはじめ、国際水準に準拠
した上で、first-in-human 試験(医薬品や医療機器を初めてヒトに使用する試
験をいう。)、未承認薬などを用いた研究者主導臨床試験を実施するための基
盤整備と研究施設内の薬事支援部門の強化を推進する。
より効率的な適応拡大試験などの推進のため、平成24(2012)年度よ
り臨床試験グループの基盤整備に対する支援を図る。
固形がんに対する革新的外科治療・放射線治療の実現、新たな医療機器導入
と効果的な集学的治療法開発のため、中心となって臨床試験に取り組む施設を
整備し、集学的治療の臨床試験に対する支援を強化する。
がんの特性の理解とそれに基づく革新的がん診断•治療法の創出に向け、先端
的生命科学をはじめとする優良な医療シーズ(研究開発に関する新たな発想や
技術などをいう。)を生み出すがんの基礎研究への支援を一層強化するととも
に、その基礎研究で得られた成果を臨床試験等へつなげるための橋渡し研究な
どへの支援の拡充を図る。
限られた研究資源を有効に活用するため、公的なバイオバンクの構築や解析
研究拠点等の研究基盤の整備と情報の共有を促進することにより、日本人のが
んゲノム解析を推進する。
国内の優れた最先端技術を応用した次世代の革新的医療機器開発を促進する。
また、実際に一定数のがん患者に対して高度標準化治療を実施している施設に
医療機器開発プラットフォームを構築し、それを活用した効率的な臨床試験の
推進に対して継続的に支援する。
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