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資料1-1 先進医療Bの総括報告に関する評価表(告示番号旧55/ jRCT1052210112) (6 ページ)
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公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_34423.html |
出典情報 | 先進医療会議 先進医療技術審査部会(第151回 8/10)《厚生労働省》 |
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今回、100 例における遺伝子解析を実施するにあたり、全例で遺伝カウンセリン
グが行われ、手厚い患者支援がなされている。ロービジョンケアについては長期的
な判断が必要なことから今回の報告にないものと推測されるが、遺伝性網膜ジス
トロフィーの遺伝子診断が実医療に導入される場合には、遺伝カウンセリング、ロ
ービジョンケア、新規治療(遺伝子治療)の情報提供といったサポート体制が不可
欠と考えられ、先進医療で実施した施設でのノウハウが模範となることが望まれ
る。
安全性
A.問題なし。(ほとんど副作用、合併症なし)
B.あまり問題なし。(軽い副作用、合併症あり)
C.問題あり。(重い副作用、合併症が発生することあ
り)
D.その他
コメント欄:
人体への侵襲は採血のみであり、健康被害が生じていないことは当然ともいえ
る。検出した遺伝子と臨床情報との照合において、見解が割れることはないのか、
ヒューマンエラーをどう避けるかという、
「診断」における物的、人的エラーの回
避が今後の課題ではないかと考えられた。
技術的成熟度
A.当該分野を専門とし、経験を積んだ医師又は医師の
指導の下であれば実施できる。
B.当該分野を専門とし、数多くの経験を積んだ医師又
は医師の指導の下であれば実施できる。
C.当該分野を専門とし、かなりの経験を積んだ医師を
中心とした体制をとっていないと実施できない。
D.その他
コメント欄:
遺伝子診断において医師が行うことは、1)遺伝子診断を患者に提案、2)臨床
情報と結果の照合、3)患者への説明、である。いずれも十分な経験を持った医師
であるかどうかで、患者の心理的な負担が異なることが予測される。遺伝カウンセ
ラー等の支援体制を含むチーム医療が求められる分野である。
現在、眼科領域では「角膜ジストロフィー」に対する遺伝子診断が保険診療で実
施されている。
「角膜ジストロフィー」はレーザー表層角膜切除あるいは表層角膜
移植などの治療が可能であり、予後も比較的良好である。原因遺伝子が確定診断に
グが行われ、手厚い患者支援がなされている。ロービジョンケアについては長期的
な判断が必要なことから今回の報告にないものと推測されるが、遺伝性網膜ジス
トロフィーの遺伝子診断が実医療に導入される場合には、遺伝カウンセリング、ロ
ービジョンケア、新規治療(遺伝子治療)の情報提供といったサポート体制が不可
欠と考えられ、先進医療で実施した施設でのノウハウが模範となることが望まれ
る。
安全性
A.問題なし。(ほとんど副作用、合併症なし)
B.あまり問題なし。(軽い副作用、合併症あり)
C.問題あり。(重い副作用、合併症が発生することあ
り)
D.その他
コメント欄:
人体への侵襲は採血のみであり、健康被害が生じていないことは当然ともいえ
る。検出した遺伝子と臨床情報との照合において、見解が割れることはないのか、
ヒューマンエラーをどう避けるかという、
「診断」における物的、人的エラーの回
避が今後の課題ではないかと考えられた。
技術的成熟度
A.当該分野を専門とし、経験を積んだ医師又は医師の
指導の下であれば実施できる。
B.当該分野を専門とし、数多くの経験を積んだ医師又
は医師の指導の下であれば実施できる。
C.当該分野を専門とし、かなりの経験を積んだ医師を
中心とした体制をとっていないと実施できない。
D.その他
コメント欄:
遺伝子診断において医師が行うことは、1)遺伝子診断を患者に提案、2)臨床
情報と結果の照合、3)患者への説明、である。いずれも十分な経験を持った医師
であるかどうかで、患者の心理的な負担が異なることが予測される。遺伝カウンセ
ラー等の支援体制を含むチーム医療が求められる分野である。
現在、眼科領域では「角膜ジストロフィー」に対する遺伝子診断が保険診療で実
施されている。
「角膜ジストロフィー」はレーザー表層角膜切除あるいは表層角膜
移植などの治療が可能であり、予後も比較的良好である。原因遺伝子が確定診断に