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資  料 7   令和5年度第1回献血推進調査会の審議結果について (85 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_35085.html
出典情報 薬事・食品衛生審議会 薬事分科会血液事業部会(令和5年度第2回 9/20)《厚生労働省》
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3.重点的な取組みについて
上記の目標を達成するため、以下の事項について重点的に取り組んでいくこととす
る。
(1)献血の普及啓発
広く国民に献血の意義を理解し、献血を行ってもらうため、効果的な普及啓発を
促進する。
(2)若年層対策の強化
① 10 代への働きかけ
献血への理解を深めてもらうことにより、初めての献血を安心して行ってい
ただくため、SNSを含むインターネット等を主体とした情報発信を行うとと
もに、日本赤十字社が実施する献血セミナーなどの献血普及の取り組みを推進
する。
② 20 代・30 代への働きかけ
献血率の減少傾向が続いている 20 代・30 代の方が献血に協力しやすいよう、
献血 Web 会員サービス「ラブラッド」の活用を促すなど、献血を体験した方が、
長期にわたり複数回献血に協力してもらえるような普及啓発、環境整備に取り組
む。
また、企業などへの働きかけを一層強化することにより、安定的な献血者の確
保を図るとともに、予約献血の活用など献血者の利便性に配慮した新たな仕組み
を検討する。
(3)安心・安全で心の充足感が得られる環境の整備
献血は相互扶助と博愛精神による自発的な行為であり、献血者一人一人の心の充
足感が活動の大きな柱となっている。献血に協力いただく方々が、より安心・安全
に献血できるとともに、心の充足感を得られ継続して献血いただける環境整備を図
る。
併せて、新型コロナウイルス感染症の感染拡大の状況下においても、安心・安全
な献血環境の保持と献血者への感染防止対策を講ずるとともに、様々な広報手段を
用いて、感染防止対策を周知する。
また、以下の事項については、採血及び供給の動向及び原料血漿の確保並びに献
血推進活動の普及効果をモニタリングする観点から、今後、継続的に注視する。
○献血実績及び供給実績の状況
○成分献血(特に血漿成分献血)の献血者数の年次推移
○実献血者におけるラブラッド会員の割合
※なお、中間年である令和5年度を目途に達成目標の実績値を確認し、必要に応じ
見直すものとする。

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