原価計算方式の課題に係る意見②（医薬品にも関連する課題）
【意見】 オリジネーターと企業との契約金を精査し、原価計算方式に計上可能な対象費用の検討・運用が必要である
【背景】 大学やベンチャー企業を起源とする医薬品や再生医療等製品が存在する。特に、再生医療等製品ではオリジネーター起源の割合が多くを
占める。このような状況であるが、契約金が原価計算方式に計上不可とされたケースがある。

開発パイプラインのオリジネーター分類内訳

（単位：%）

•

オリジネーターを起源とするトレンドは、再生医療等
製品以外のモダリティにも共通するため、そのトレンド
を反映した運用が必要と考える。

• 契約金すべてが計上されない理由は、妥当な費用
範囲を特定することが困難であること、と考えられる。
それを特定可能な場合は内容をより精査し、原価計
算方式として妥当な費用を計上できるよう、運用して
頂きたい。
*出所：令和5年7月5日 中医協薬価専門部会 FIRM意見陳述資料

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