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薬-2○関係業界からの意見聴取について (9 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212451_00073.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 薬価専門部会(第209回 9/20)《厚生労働省》
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- 再生医療等製品の特徴を現行算定方式に反映できる仕組みへの改善 -

原価計算方式に関連し、近い将来予想される課題
【要望】 市場拡大再算定は、個々製品の特長や再算定時のコスト構造等を踏まえ慎重に検討して頂きたい。
【背景】 再生医療等製品の中には、「1患者1製品」や培養継代上限等の特徴により、大量生産には不向きな製品もある。販売数量が増加した
場合でも、それは単に少量生産を繰り返した結果であり、販売数量増加に伴うスケールメリットの恩恵に乏しい特徴がある。
市場拡大再算定の影響試算(自家細胞起源の製品を想定したシミュレーション)
再算定後**

薬価とその構成要素
(括弧内は係数比(%))

再算定前*

製造原価

3,266,255

3,266,255

3,266,255

3,266,255

←販売数量増に伴うスケールメリットが得られない

一般管理販売費

3,948,127

3,948,127

3,948,127

3,948,127

←販売後も費用の増加が無いと仮定

営業利益

1,203,800
(14.3%)

294,709
(3.9%)

-159,837
(-2.3%)

-1,068,927
(-17.4%)

←一度でも市場拡大再算定が適用された場合、
容易に不採算に陥る可能性がある

流通経費

672,727

672,727

672,727

672,727

←オンデマンド生産の個別化製品(自家細胞)であったり、
希少疾病用製品が多く、流通費用低減効果が得られない

消費税

909,091

818,182

772,727

681,818

薬価

10,000,000

9,000,000

8,500,000

7,500,000

(再算定率▲25%)
(再算定率▲10%)(再算定率▲15%)

(シミュレーションの前提) *2018年に原価計算方式にて算定(各経費は当時の標準的係数にて試算)**2019年:消費増税による薬価改定を経て、現行1000万円/規格単位の価格とした

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