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参考資料5 市町村における精神保健に係る相談支援体制整備の推進に関する検討チーム報告書 (20 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000195428_00066.html
出典情報 社会保障審議会 障害者部会(第137回 9/28)《厚生労働省》
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16

合計


地域精神保
健福祉活動
に必要な技術
を理解する
【対面研修】

総合討論

見学実習

講義演習

事例検討

講義
(援助技術)

3

3

2

1

1

1

科目別

時間数
内容

事例を通じた連携体制の構築(含むピアサポート、家族支援)

6 精神保健福祉相談支援 電話/相談/訪問などの支援の種類と行い方

課題の気づき方/個別支援を行う際の考え方

我が国の精神保健福祉施策の歴史/精神保健福祉法の改正経緯
1 我が国の精神保健福祉 近年の精神保健福祉施策の動向
(精神障害に対応した地域包括ケアシステムなど)
の現状と課題
国連障害者権利条約
地域保健活動(心の健康づくり、普及啓発、相談、訪問)
2 精神保健福祉の理念と 精神障害者の人権及び権利擁護(スティグマ/差別解消)
相談員の役割と意義
障害者福祉に関する基礎
(ICF/ソーシャルインクルージョン/リカバリー)
3 精神保健医療福祉に関 障害者基本法、医療法、地域保健法、社会福祉法、医療観察法など
精神保健福祉法の入院制度と保健所・市町村の役割
連する法律
精神科医療での治療
4 精神疾患を有する人の
主な精神疾患とその症状
理解と治療
精神障害リハビリテーション
精神保健に課題を抱える人とは
5 精神保健の課題を抱え 母子保健/学校精神保健/産業精神保健/災害精神保健
る人への理解
自殺ハイリスク者/ひきこもり/アディクション/トラウマ

科目名

各機関との連携及び協働の必要性
保健所・精神保健福祉センター
精神科医療機関/精神科救急情報センター
7 精神保健医療福祉に関
障害福祉サービス/介護保険サービス
2
連する制度とサービス
関係機関(自助グループ)の役割
生活保護、生活困窮者自立支援制度の機関
児童相談所、母子保健の機関
8 精神保健福祉相談事例 意思決定支援事例
5
(個別支援の見立てと必 (例:サービス未利用/ひきこもり支援/アウトリーチ/成年後見制度)
(2.5h×2事例 要な連携まで含む。個々 複数部署での連携・協働支援事例

の事例検討の時間数およ (例:8050問題、ヤングケアラー、ゴミ屋敷、身体合併症)
想定している び事例数は調整可能。受 母子保健事例(例:産後うつ、児童虐待)
が、調整可能) 講者が経験した事例の検 危機介入事例
9
討でも可能)
(例:精神科救急、通報対応、措置退院後、自殺未遂者支援)
(9,10,
当事者の体験を聞く
2
9 当事者・家族の語り
12は
家族の体験を聞く
必須)
10 自治体内の機関の実 包括的な相談支援体制を進める自治体への見学
(2)

精神科医療機関の見学
(自治体により調整可能)
精神保健福祉関係機関の見学
11 受講の振り返り(内容
2
精神保健福祉相談員が果たす役割/今後の実践に必要な研鑽内容
は自治体で調整可能)
22 時間以上
(動画視聴13時間+
演習 9時間)

5

5

講義
(支援対象)


地域精神保
健福祉活動
に必要な知識
を習得する
【事前視聴】

3

講義
(概論)


精神保健福
祉相談員に
必要な価値や
倫理を理解
する
【事前視聴】

小計

講義形式

目標

到達度

精神障害がある当事者やその家族の視点から、地域生活を送るうえでの課題や
工夫点について具体的に理解する。
地域保健の中における、精神保健福祉相談員の重要性を理解し、所属する
自治体内での役割を具体的にイメージする。
現場の精神科医療機関や精神保健福祉関係機関の職員からの説明を受け、
各機関の機能等を実践的に理解する。
講習で学んだことを振り返り、精神保健福祉相談員の役割や、役割を果たすために
今後必要なことを確認する。

Ⅰ、Ⅱ(事前視聴部分)で習得した知識や技術を活かしながら、実際に起こりうる
様々な相談支援場面において、精神保健福祉に関する課題への気づき方や、
具体的な支援方法等について、グループワークで相談支援等に必要な方法等を
多角的な視点で検討する。
更にグループワークでの意見交換や、講師からのフィードバックを受け、必要な
方法等に対する理解を深める。

精神保健医療福祉に関連する制度やサービスの機能や役割を知り、
個別の相談支援や関係機関との連携機会での活用方法について
具体的に理解する。

・精神保健に課題を抱える人がどのような状況で生活し、各ライフステージで
どのような生活のしづらさが生じ、どのように支援につながりうるかについて、
様々な具体例をもとに理解する。
・密度の高い支援が必要な者や、支援にあたり特段の配慮が必要な者
について、支援提供における具体的な留意点等を理解する。
・住民が抱える精神保健福祉の課題にどのように気づき、当事者の意思を尊重
しながら相談支援を行っていくかについて、様々な場面や具体例をもとに理解する。
・多様な生活課題を抱える住民の相談に対応していくために、どのように
関係機関と連携を図っていくかについて、様々な場面や具体例をもとに理解する。

精神疾患についての主な病名、症状、治療法等を知り、地域生活を送るうえで
必要な精神科医療及び精神障害へのリハビリテーションの導入から経過、
その効果について理解する。

地域保健活動に必要な精神保健医療福祉に関する法律や制度について知る。

・精神保健福祉に関する自治体の活動の目的と精神保健福祉相談員の
役割と意義について理解する。
・障害者の権利擁護や福祉に関する主な理念や考え方について、医療・
保健モデルとは異なる理念の重要性を含めて理解する。

精神保健福祉に関するこれまでの政策課題と取組について理解し、
関連する動向について近年の具体的な施策を知る。

精神保健福祉相談員講習会カリキュラム改訂案

表1 精神保健福祉相談員講習会カリキュラム改訂案