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【資料10】日本作業療法士協会、日本言語聴覚士協会、日本理学療法士協会 (12 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_35427.html |
出典情報 | 社会保障審議会 介護給付費分科会(第226回 10/2)《厚生労働省》 |
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認知症の人への訪問によるリハビリテーションの効果
■訪問による生活行為に焦点化した作業療法の効果
〇介入群(訪問)と対照群(外来)では初回評価において差異を認めなかったが、
対照群では3か月後にBADL/IADLに関するHADLSやFAIにおいて、有意に悪化を認めた。
〇訪問支援を行っていた群では統計学的有意差は認めなかったものの、BADL/IADLの自立度と介護負担感は改善傾向にあった。
各群における各評価スケールの変化
左図、MMSE(上段左)は両群で大きな変化
なく、行動症状の指標であるDBD-13 (上
段中央)では、介入群で若干の改善傾向を
認めるも前後で有意差なし。
BADLの指標であるBI(上段右)は変化なく、
BADL/IADLの指標であるHADLSと(下段
左)とIADLの指標であるFAI(下段中央)で
は、対照群で有意な悪化を認めた。
介護負担感であるJ-ZBI_8(下段右)では、
介入群で改善と対照群で悪化の傾向がみら
れたが有意差なし。
令和4年度老人保健健康増進等事業
訪問による効果的な認知症リハビリテーションの実践
プロトコルの開発研究
一般社団法人
日本作業療法士協会
12
■訪問による生活行為に焦点化した作業療法の効果
〇介入群(訪問)と対照群(外来)では初回評価において差異を認めなかったが、
対照群では3か月後にBADL/IADLに関するHADLSやFAIにおいて、有意に悪化を認めた。
〇訪問支援を行っていた群では統計学的有意差は認めなかったものの、BADL/IADLの自立度と介護負担感は改善傾向にあった。
各群における各評価スケールの変化
左図、MMSE(上段左)は両群で大きな変化
なく、行動症状の指標であるDBD-13 (上
段中央)では、介入群で若干の改善傾向を
認めるも前後で有意差なし。
BADLの指標であるBI(上段右)は変化なく、
BADL/IADLの指標であるHADLSと(下段
左)とIADLの指標であるFAI(下段中央)で
は、対照群で有意な悪化を認めた。
介護負担感であるJ-ZBI_8(下段右)では、
介入群で改善と対照群で悪化の傾向がみら
れたが有意差なし。
令和4年度老人保健健康増進等事業
訪問による効果的な認知症リハビリテーションの実践
プロトコルの開発研究
一般社団法人
日本作業療法士協会
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