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【資料10】日本作業療法士協会、日本言語聴覚士協会、日本理学療法士協会 (18 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_35427.html |
出典情報 | 社会保障審議会 介護給付費分科会(第226回 10/2)《厚生労働省》 |
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高齢期難聴の早期発見・早期対応による自立支援・重度化防止
〇高齢者の難聴発症率は年齢とともに増加し、75歳以上の後期高齢者では男女ともに約7割に難聴を認める。
〇難聴は予防可能な認知症危険因子の一つに位置付けられるが、特性上、気づかれにくく、受診等の適切な対応につながりにくい。
〇通いの場等の介護予防の場を活用して、高齢期難聴を早期に発見し、診断・治療、聴覚補償等の適切な対応につなぐ取組を推進する。
〇補聴器の使用はQOLの改善、外出時の安心感などの効果を示す一方で、使用満足感には課題を残しており、さらなる普及・活用のためには
効果的かつ継続的な使用を可能とする支援が必要となる。
平均聴力レベル25dB以上の難聴発症率
通いの場や介護予防事業、地域ケア会議など
介護予防の場を活用した高齢期難聴の早期発見・早期対応
〇高齢期難聴は気づきにくく、対応が遅れる可能性がある
・難聴とその対応に関する理解向上を目指した情報提供
・難聴の気づきを得る聴力の確認
・診断・治療につながる受診勧奨
内田育恵ら「全国高齢者推計と10年後の年齢別難聴発症率」
難聴の
気づき・発見
診断・治療
対応
(聴覚補償・
環境調整等)
予防可能な認知症危険因子の寄与
〇声が大きすぎると聞きとりにくくなる等、特性に配慮した対応が必要となる
・適切な聴覚補償を行う
・話し手側の工夫や環境調整を組み合わせる
〇日本補聴器工業会の調査(Japantrack2022)では、補聴器使用
には一定の満足感がある一方、期待以下との不満の声もみられた
・QOLの改善 86% ・街中を安心して歩く 77%
・「安心感が生まれた」48% ・「会話がしやすくなった」47%
・「使用感は期待以上」15% ・「使用感は期待以下」34%
Livingston G, et al. Lancet. 2020 Aug 8; 396: 413-446
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〇高齢者の難聴発症率は年齢とともに増加し、75歳以上の後期高齢者では男女ともに約7割に難聴を認める。
〇難聴は予防可能な認知症危険因子の一つに位置付けられるが、特性上、気づかれにくく、受診等の適切な対応につながりにくい。
〇通いの場等の介護予防の場を活用して、高齢期難聴を早期に発見し、診断・治療、聴覚補償等の適切な対応につなぐ取組を推進する。
〇補聴器の使用はQOLの改善、外出時の安心感などの効果を示す一方で、使用満足感には課題を残しており、さらなる普及・活用のためには
効果的かつ継続的な使用を可能とする支援が必要となる。
平均聴力レベル25dB以上の難聴発症率
通いの場や介護予防事業、地域ケア会議など
介護予防の場を活用した高齢期難聴の早期発見・早期対応
〇高齢期難聴は気づきにくく、対応が遅れる可能性がある
・難聴とその対応に関する理解向上を目指した情報提供
・難聴の気づきを得る聴力の確認
・診断・治療につながる受診勧奨
内田育恵ら「全国高齢者推計と10年後の年齢別難聴発症率」
難聴の
気づき・発見
診断・治療
対応
(聴覚補償・
環境調整等)
予防可能な認知症危険因子の寄与
〇声が大きすぎると聞きとりにくくなる等、特性に配慮した対応が必要となる
・適切な聴覚補償を行う
・話し手側の工夫や環境調整を組み合わせる
〇日本補聴器工業会の調査(Japantrack2022)では、補聴器使用
には一定の満足感がある一方、期待以下との不満の声もみられた
・QOLの改善 86% ・街中を安心して歩く 77%
・「安心感が生まれた」48% ・「会話がしやすくなった」47%
・「使用感は期待以上」15% ・「使用感は期待以下」34%
Livingston G, et al. Lancet. 2020 Aug 8; 396: 413-446
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