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こども未来戦略方針 (20 ページ)
出典
公開元URL | https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/zensedai_hosyo/dai14/gijisidai.html |
出典情報 | 全世代型社会保障構築会議(第14回)(10/4)《内閣官房》 |
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(4)新・放課後子ども総合プランの着実な実施~「小1の壁」打破に向けた量・質の拡充~
○
保育の待機児童が減少する一方で、放課後児童クラブの待機児童は依然として 1.5
万人程度存在し、安全対策についての強化が求められるなど、学齢期の児童が安全・
安心に過ごせる場所の拡充は急務である。
○
このため、全てのこどもが放課後を安全・安心に過ごし、多様な体験・活動を行う
ことができるよう、新・放課後子ども総合プラン(2019 年度~2023 年度)による受け
皿の拡大(約 122 万人から約 152 万人への拡大)を着実に進めるとともに、放課後児
童クラブの安定的な運営を図る観点から常勤職員配置の改善などを図る。
(5)多様な支援ニーズへの対応
~社会的養護、障害児、医療的ケア児等の支援基盤の充実とひとり親家庭の自立支援~
○
経済的に困難な家庭のこども、障害のあるこどもや医療的ケア児、異なる文化的背
景を持つこどもなど、多様な支援ニーズを有するこどもの健やかな育ちを支え、
「誰一
人取り残さない」社会を実現する観点から、それぞれの地域において包括的な支援を
提供する体制の整備が求められる。
○
2022 年に成立した児童福祉法(昭和 22 年法律第 164 号)等の一部改正では、児童
虐待の相談対応件数が増加を続けるなど、子育てに困難を抱える世帯が顕在化してき
ている状況を踏まえ、子育て世帯に対する包括的な支援体制の中核を担うこども家庭
センターの設置や地域における障害児支援の中核的役割を担う児童発達支援センター
の位置付けの明確化などが行われた。
○
また、こどもの貧困対策は、我が国に生まれた全てのこどもの可能性が十全に発揮
される環境を整備し、全てのこどもの健やかな育ちを保障するという視点のみならず、
公平・公正な社会経済を実現する観点からも極めて重要である。こどものいる世帯の
約1割はひとり親世帯であり、その約5割が相対的貧困の状況にあることを踏まえれ
ば、特に、ひとり親家庭の自立と子育て支援は、こどもの貧困対策としても喫緊の課
題であると認識する必要がある。
○
こうした多様なニーズを有する子育て世帯への支援については、支援基盤や自立支
援の拡充に重点を置き、以下の対応を中心に進める。今後、本年中に「こども大綱」
が策定される過程において、更にきめ細かい対応について議論していく。
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○
保育の待機児童が減少する一方で、放課後児童クラブの待機児童は依然として 1.5
万人程度存在し、安全対策についての強化が求められるなど、学齢期の児童が安全・
安心に過ごせる場所の拡充は急務である。
○
このため、全てのこどもが放課後を安全・安心に過ごし、多様な体験・活動を行う
ことができるよう、新・放課後子ども総合プラン(2019 年度~2023 年度)による受け
皿の拡大(約 122 万人から約 152 万人への拡大)を着実に進めるとともに、放課後児
童クラブの安定的な運営を図る観点から常勤職員配置の改善などを図る。
(5)多様な支援ニーズへの対応
~社会的養護、障害児、医療的ケア児等の支援基盤の充実とひとり親家庭の自立支援~
○
経済的に困難な家庭のこども、障害のあるこどもや医療的ケア児、異なる文化的背
景を持つこどもなど、多様な支援ニーズを有するこどもの健やかな育ちを支え、
「誰一
人取り残さない」社会を実現する観点から、それぞれの地域において包括的な支援を
提供する体制の整備が求められる。
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2022 年に成立した児童福祉法(昭和 22 年法律第 164 号)等の一部改正では、児童
虐待の相談対応件数が増加を続けるなど、子育てに困難を抱える世帯が顕在化してき
ている状況を踏まえ、子育て世帯に対する包括的な支援体制の中核を担うこども家庭
センターの設置や地域における障害児支援の中核的役割を担う児童発達支援センター
の位置付けの明確化などが行われた。
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また、こどもの貧困対策は、我が国に生まれた全てのこどもの可能性が十全に発揮
される環境を整備し、全てのこどもの健やかな育ちを保障するという視点のみならず、
公平・公正な社会経済を実現する観点からも極めて重要である。こどものいる世帯の
約1割はひとり親世帯であり、その約5割が相対的貧困の状況にあることを踏まえれ
ば、特に、ひとり親家庭の自立と子育て支援は、こどもの貧困対策としても喫緊の課
題であると認識する必要がある。
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こうした多様なニーズを有する子育て世帯への支援については、支援基盤や自立支
援の拡充に重点を置き、以下の対応を中心に進める。今後、本年中に「こども大綱」
が策定される過程において、更にきめ細かい対応について議論していく。
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