よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


介護保険最新情報vol.1179(「課題分析標準項目の改正に関するQ&A」の発出について) (7 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/hukushi_kaigo/kaigo_koureisha/index_00010.html
出典情報 「課題分析標準項目の改正に関する Q&A」の発出について(10/16付 事務連絡)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

【№14 コミュニケーションコミュニケーションにおける理解と表出の状況】
問 12

本人のコミュニケーション能力だけでなく、コミュニケーションの状況全般を把

握することとなっているが、具体的にはどのような内容を把握すべきか。
(答)
本人の望む暮らしの実現に向けた、本人の主訴や意向の把握や意思決定支援等のため
には、本人のコミュニケーションの状況を正確に確認することが重要となる。コミュニ
ケーションの状況は、コミュニケーションの理解の状況を確認するとともに、コミュニ
ケーションの表出のための視覚、聴覚等の状況も確認が必要となる。
また、テクノロジー等の発展により、利用者の意思表出を支援する方法やツール等が
拡充しており、それらを利用したコミュニケーションも増えている。このような状況を
踏まえて、意思疎通支援の必要性(意思疎通を図ることに支障がある方かどうか)を把握
した上で、その場合の意思疎通支援の方法等についても確認することが望ましい。
例えば、手話、要約筆記、点訳、代読・代筆、直接本人に接触する触覚手話、指点字、
指文字、会話における理解や表現の補助(必要に応じて道具や絵の利用等)などがあげら
れる。加えて、従来用いられていた電話以外にも、PC やスマートフォン等の利用による
メールやチャットツール、オンライン面談等、必要に応じて情報収集することが望まし
い。