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11月は「乳幼児突然死症候群(SIDS)」の対策強化月間です。 (3 ページ)

公開元URL https://www.cfa.go.jp/press/ce2f4266-d85b-47e2-8cd0-387c59f9d791/
出典情報 11月は「乳幼児突然死症候群(SIDS)」の対策強化月間です(10/20)《こども家庭庁》
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乳幼児突然死症候群(SIDS)について、よくあるご質問
質問1:赤ちゃんが睡眠中に寝返りをして、うつぶせ寝の姿勢になった場合は、赤ち
ゃんを再びあおむけ寝の姿勢に戻す必要がありますか?
回答1:寝返りは、赤ちゃんの成長にとって重要で自然な発達過程です。米国国立衛生
研究所(および米国小児科学会)によると、 赤ちゃんがあおむけからうつぶせ
と、うつぶせからあおむけのどちら側からでも自分で寝返りができるようにな
ったら、あおむけ寝の姿勢に戻す必要はないとされています。SIDS のリスク
を減らすために重要なのは、眠り始めるときにあおむけ寝の姿勢にしてあげる
ことと、寝返りをした時に備えて赤ちゃんの周囲に柔らかな寝具を置かないよ
うにすることです。

質問2:赤ちゃんをあおむけ寝の姿勢にした場合、赤ちゃんは唾液や吐乳などによって
窒息しませんか?
回答2:健康な赤ちゃんであれば、通常、反射により飲み込んだり、咳(せき)をして
吐き出したりします。米国国立衛生研究所によると、赤ちゃんはあおむけ寝の
姿勢の方が、飲み込んだり吐き出したりしやすいのではないかとも考えられて
います。ただし、病気などで医療機関を受診中の赤ちゃんについては、医師の
指示に従ってください。

質問3:赤ちゃんの睡眠について、SIDS の他にも気をつけることはありますか?
回答3:睡眠中の窒息事故にも注意が必要です。注意ポイントとしては、大人用ベッド
ではなく、できるだけベビーベッドに寝かせ、転落しないように柵は常に上げ、
赤ちゃんの頭や身体がはさまれないよう、周囲の隙間をなくしましょう。また、
鼻や口がふさがれないよう敷布団・マットレス・枕は赤ちゃん用の固めのもの
を、掛け布団は払いのけられる軽いものを使い、よだれ掛けなど首に巻き付く
ものは置かないようにしましょう。

別紙1

乳幼児突然死症候群(SIDS)診断ガイドライン(第2版)
https://www.cfa.go.jp/policies/boshihoken/kenkou/sids/guideline

別紙2
別紙3
別紙4

健やか親子 21 推進本部参加団体
普及啓発用ポスター(発症率を低くするポイント)
普及啓発用リーフレット(発症率を低くするポイント)