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総-1○最適使用推進ガイドラインについて (4 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00220.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 総会(第561回 10/27)《厚生労働省》
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えられる患者においては、本剤とベバシズマ
ブ及びプラチナ製剤を含む化学療法との併
用投与を考慮することができる。


肺癌診療ガイドライン(日本肺癌学会編) (削除)
において、ECOG Performance Status 0~1 で
75 歳 以 上 の 扁 平 上 皮 癌 、 又 は ECOG
Performance Status 2 の患者では、第 3 世
代抗癌剤(ドセタキセル等)の単剤投与が推
奨されており、プラチナ製剤の使用推奨度は
低いため使用されないケースがある。この場
合、化学療法歴を有する切除不能な進行・再
発の非小細胞肺癌患者において、プラチナ製
剤の前治療がなくとも第 3 世代抗癌剤単剤
での治療歴を有する患者においては、本剤の
単独投与を考慮できる。



プラチナ製剤を含む化学療法歴を有する (削除)
切除不能な進行・再発の非小細胞肺癌患者に
対する本剤の単独投与は海外第Ⅲ相試験
(CA209017 試験及び CA209057 試験)におい
て、扁平上皮癌及び非扁平上皮癌のいずれの
患者においてもドセタキセル群に対して優
越性が検証されている。ただし、非扁平上皮
癌の患者では、PD-L1 発現率により有効性の
傾向が異なることが示唆される結果が得ら
れていることから、非扁平上皮癌の患者にお
いては PD-L1 発現率も確認した上で本剤の
投与可否の判断をすることが望ましい。
・PD-L1 発現率が1%未満であることが確認
された非扁平上皮癌患者においては、原
則、ドセタキセル等の本剤以外の抗悪性
腫瘍剤の投与を優先する。
・ペムブロリズマブ(遺伝子組換え)のコン
パニオン診断薬(販売名:PD-L1 IHC 22C3
pharmDx「ダコ」
)により PD-L1 発現率を
確認した非扁平上皮癌の患者であって、
本剤の診断薬(販売名:PD-L1 IHC 28-8
pharmDx「ダコ」
)による再検査が困難な場
合には、以下の文献等を参考に本剤の投
与の可否を検討できる。

【安全性に関する事項】
① 下記に該当する患者については本剤の投 ② 下記に該当する患者については本剤の投
与が禁忌とされていることから、投与を行わ
与が禁忌とされていることから、投与を行わ
ないこと。
ないこと。
・本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある
・本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある
患者
患者


治療前の評価において下記に該当する患
者については、本剤の投与は推奨されない

③ 治療前の評価において下記に該当する患
者については、本剤の投与は推奨されない

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