科学的介護情報システム（Long-term care Information system For Evidence：LIFE）の概要
〇 介護施設・事業所が、介護サービス利用者の状態や、行っているケアの計画・内容などを一定の様
式で提出することで、入力内容が集計・分析され、当該施設や利用者にフィードバックされる情報シ
ステム。介護施設・事業所では、提供されたフィードバックを活用し、PDCAサイクルを回すことで、
介護の質向上を目指す。
〇 令和３年度介護報酬改定において、一部の加算について、LIFEへのデータ提供等を要件とした。
LIFEにより収集・蓄積したデータの活用
• LIFEにより収集・蓄積したデータは、フィードバック情報としての活用に加えて、施策の効
果や課題等の把握、見直しのための分析にも活用される。
• LIFEにデータが蓄積し、分析が進むことにより、エビデンスに基づいた質の高い介護の実施
につながる。
（参考）LIFEへのデータの提出を要件としている加算と収集している情報、対象となるサービス
加算の種類

科学的介護
推進加算
（Ⅰ）（Ⅱ）

個別機能
訓練加算
（Ⅱ）

収集している情報

ADL
機能訓練の目
栄養の状況
標
認知症の状況
プログラムの
既往歴
内容 等
処方薬 等

ＡＤＬ維持等加 リハビリテーション
算
マネジメント
（Ⅰ）（Ⅱ）
計画書情報加算

ADL

理学療法、
リハビリテーション
褥瘡マネジメント 褥瘡対策
作業療法及び
マネジメント加算
加算
指導管理
言語聴覚療法
（Ａ）ロ（B）ロ
（Ⅰ）（Ⅱ）
（Ⅱ）
に係る加算

ADL、IADL、心身の機能、
リハビリテーションの目標 等

褥瘡の危険因子
褥瘡の状態 等

○

○
○
○

かかりつけ医
口腔衛生
自立支援
薬剤管理指 栄養マネジメント 栄養アセスメント
口腔機能向
連携薬剤調整
管理加算
促進加算
導
強化加算
加算
上加算（Ⅱ）
加算（Ⅱ）（Ⅲ）
（Ⅱ）

排尿・排便の状
ADL
況
支援実績
おむつ使用の状
等
況 等

地域密着型通所介護

○
○

○
○

○
○

認知症対応型通所介護（予防含む）

○

○

○
（予防を除く）

○

○

○
○

○
○

介護医療院
通所介護

○

特定施設入居者生活介護（予防含む）

○

○

○
（予防を除く）

地域密着型特定施設入居者生活介護

○
○
○
○
○

○

○

認知症対応型共同生活介護（予防を含む）
小規模多機能型居宅介護（予防含む）
看護小規模多機能型居宅介護
通所リハビリテーション（予防含む）
訪問リハビリテーション

○

〇
○（予防を除く）
○

〇

○
○

○
○
○
○

口腔の状態
ケアの目標
ケアの記録
等

○
○

介護老人保健施設

○
○
○
○

身長、体重、低栄養リスク、
食事摂取量、必要栄養量
等

○
○

地域密着型介護老人福祉施設

○
○
○
○

薬剤変更情報
等

○
○
○
○
○
○

介護老人福祉施設

○
○

排せつ支援
加算
(Ⅰ)（Ⅱ）（Ⅲ）

○
○
○
○

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