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総ー6○個別事項(その17)について (25 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00233.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 総会(第574回 12/20)《厚生労働省》
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短期滞在手術等基本料についての課題と論点
(短期滞在手術等基本料1)

令和4年度診療報酬改定において、短期滞在手術等基本料1の評価及び麻酔科医の配置に係る要件の見直しを行うとともに、短期滞在手
術等基本料1の対象手術等の追加を行った。

短期滞在手術等基本料1の算定回数は令和4年度改定を経て増加しており、届出診療所数が増加している一方、届出病院数の増加幅は
小さい。

短期滞在手術等基本料1の対象手術等について、短期滞在手術等基本料1を算定する場合を含む入院外での実施割合にはばらつきがみ
られている。

病院において、全医療機関に比し入院外での実施割合が低い短期滞在手術等基本料1の対象手術等が存在する一方で、短期滞在手術等
基本料1の対象手術等が「1日入院」として実施される例が一定程度存在する。
(短期滞在手術等基本料3)

令和4年度診療報酬改定において、在院日数や医療資源投入量が一定の範囲に収斂している手術等について、短期滞在手術等基本料3
の対象手術等に加えることとした。

短期滞在手術等基本料3の対象となっている手術等は、入院外での実施割合が増加しており、平成30年度以降も一定程度算定されている。

短期滞在手術等基本料3の対象となっている手術等については、令和2年度と比較して、令和4年度に平均在院日数が短縮していた。

これまでの診療報酬改定においては、診療実態等に合わせ、対象手術等及びその評価について、見直しを実施している。

【論点】
○ 短期滞在手術等基本料1の対象手術等の入院外での実施状況のばらつきや病院での実施状況を踏まえ、一定程度治療法が標準化され、入
院外での実施が期待される手術等の評価のあり方についてどのように考えるか。
○ 短期滞在手術等基本料3の対象手術等の年次推移も踏まえ、一定程度治療法が標準化され、短期間で退院が可能となる手術等の評価のあ
り方について、どのように考えるか。

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