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資料2 「全世代型社会保障構築を目指す改革の道筋(改革工程)」について (7 ページ)

公開元URL https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/zensedai_shakaihosho_kochiku/dai10/gijisidai.html
出典情報 こども政策推進会議(第2回)・全世代型社会保障構築本部(第10回)(12/22)《内閣官房》
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促進に向けた取組や高齢者の健康寿命の延伸等を踏まえた対応も必要である。

<① 来年度(2024 年度)に実施する取組>
◆ 前期財政調整における報酬調整(1/3)の導入
・ 被用者保険における保険料率の格差を是正する観点から、前期高齢者の医療給付
費負担について、その1/3部分において、報酬水準に応じた調整の仕組みを導入
する。【法改正実施済み】


後期高齢者負担率の見直し

・ 高齢者世代・現役世代それぞれの人口動態に対処できる持続可能な仕組みとする
とともに、当面の現役世代の負担上昇を抑制するため、介護保険を参考に、後期高
齢者1人当たり保険料と現役世代1人当たり後期高齢者支援金の伸び率が同じにな
るよう、高齢者負担率の設定方法を見直す。【法改正実施済み】
◆ 介護保険制度改革(第1号保険料負担の在り方の見直し)
・ 第1号保険料に係る見直しについては、被保険者間の所得再分配機能を強化する
ため、国の定める標準段階の多段階化、高所得者の標準乗率の引上げ、低所得者の
標準乗率の引下げを行う。その際、制度内での所得再分配機能に係る対応が強まる
ことを踏まえ、低所得者の負担軽減に活用されている公費の一部について、現場の
従事者の処遇改善を始めとする介護に係る社会保障の充実に活用する。


介護の生産性・質の向上(ロボット・ICT活用、経営の協働化・大規模化の推
進、介護施設の人員配置基準の柔軟化等)
・ 今後も人手不足が全産業で続くと見込まれる中で、介護現場における生産性向上
の取組を進め、ケアの質の向上、介護職員の負担軽減や業務の効率化につなげるた
め、介護サービス事業者の介護ロボット・ICT機器の導入や経営の協働化・大規
模化を推進する。あわせて、介護ロボット・ICT機器の活用等により先進的な取
組を行っている介護付き有料老人ホームにおける人員配置基準を特例的に柔軟化す
る。



イノベーションの適切な評価などの更なる薬価上の措置を推進するための長期収
載品の保険給付の在り方の見直し
・ 創薬力強化に向けて、革新的な医薬品、医療機器、再生医療等製品の開発強化、
研究開発型のビジネスモデルへの転換促進等を行うため、保険収載時を始めとする
イノベーションの適切な評価などの更なる薬価上の措置等を推進する。医療保険財
政の中で、こうしたイノベーションを推進するため、後発医薬品の安定供給を図り
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