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○医療DX(その5)について 総ー1 (32 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00236.html |
出典情報 | 中央社会保険医療協議会 総会(第576回 12/27)《厚生労働省》 |
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訪問薬剤管理指導におけるICTの利活用のイメージ
○ 薬局の訪問薬剤管理指導では、自宅における薬の管理状況を画面を通じて確認できるオンライン服薬指
導、ICTを用いた医療従事者間の情報共有等による多職種連携(医師や看護師等からの医薬品に関する
情報共有、薬剤師による薬学的観点からのアドバイス等の共有)など、ICTの利活用により質の高い在宅医
療の提供が可能となる。
○ICTを活用したオンライン服薬指導
○ICTを活用した医療従事者間の多職種連携
・訪問しなくても薬剤師が自宅の管理状況や服薬状況を
画面を通じて把握できる。
・これらの情報を活用して医師等への多職種に薬学的
観点からアドバイス等が共有できる。
・薬剤師から医師への情報連携や処方提案等が円滑に実施できる。
・多職種間の情報が広く共有され、処方箋以外の情報を活用することで、今後の治療方
針や患者の問題点等が把握可能となる。薬剤師としては事前に薬剤の相談を受けた
り、別の薬剤の準備をするなど多職種と連携した在宅医療を提供することができる。
○医師より「観察・把握してほしいポイント」の共有
事例)この方は、胆管炎再発リスクが高い方です。発熱、腹痛、食欲不振、吐き
気などの消化器症状が出現した場合は速やかにご連絡ください。
患者
薬剤師
(オンライン服薬指導)
○薬剤師
共有された情報に基づき、解熱剤や吐き気止めの使
用状況を含めた訪問薬剤管理指導を実施
患者宅
画面を通じて薬の管理状況等を確認(残薬の有無等)
○医師が訪問看護師へ指示した内容の共有
事例)「病状が進行し、そろそろ経口摂取が困難となるため、内服や坐薬の投与
に困難な様子がみられたら教えてください」との指示があり。
○薬剤師
共有された情報に基づき、経口剤の麻薬の投与量を換算し、
変更後に必要となる注射剤を確保するなどの準備を実施
薬局
薬剤師
○訪問看護師からの情報共有
事例)処方されている坐薬がすぐ溶けてしまい使いづらいとの訴えがあり、うまく
使えていません。
○薬剤師
同じ薬効の内服薬への
変更を 医師と相談
○医師
次回の診察時に患者と
相談し内服薬に変更。
32
○ 薬局の訪問薬剤管理指導では、自宅における薬の管理状況を画面を通じて確認できるオンライン服薬指
導、ICTを用いた医療従事者間の情報共有等による多職種連携(医師や看護師等からの医薬品に関する
情報共有、薬剤師による薬学的観点からのアドバイス等の共有)など、ICTの利活用により質の高い在宅医
療の提供が可能となる。
○ICTを活用したオンライン服薬指導
○ICTを活用した医療従事者間の多職種連携
・訪問しなくても薬剤師が自宅の管理状況や服薬状況を
画面を通じて把握できる。
・これらの情報を活用して医師等への多職種に薬学的
観点からアドバイス等が共有できる。
・薬剤師から医師への情報連携や処方提案等が円滑に実施できる。
・多職種間の情報が広く共有され、処方箋以外の情報を活用することで、今後の治療方
針や患者の問題点等が把握可能となる。薬剤師としては事前に薬剤の相談を受けた
り、別の薬剤の準備をするなど多職種と連携した在宅医療を提供することができる。
○医師より「観察・把握してほしいポイント」の共有
事例)この方は、胆管炎再発リスクが高い方です。発熱、腹痛、食欲不振、吐き
気などの消化器症状が出現した場合は速やかにご連絡ください。
患者
薬剤師
(オンライン服薬指導)
○薬剤師
共有された情報に基づき、解熱剤や吐き気止めの使
用状況を含めた訪問薬剤管理指導を実施
患者宅
画面を通じて薬の管理状況等を確認(残薬の有無等)
○医師が訪問看護師へ指示した内容の共有
事例)「病状が進行し、そろそろ経口摂取が困難となるため、内服や坐薬の投与
に困難な様子がみられたら教えてください」との指示があり。
○薬剤師
共有された情報に基づき、経口剤の麻薬の投与量を換算し、
変更後に必要となる注射剤を確保するなどの準備を実施
薬局
薬剤師
○訪問看護師からの情報共有
事例)処方されている坐薬がすぐ溶けてしまい使いづらいとの訴えがあり、うまく
使えていません。
○薬剤師
同じ薬効の内服薬への
変更を 医師と相談
○医師
次回の診察時に患者と
相談し内服薬に変更。
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