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○医療DX(その5)について 総ー1 (44 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00236.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 総会(第576回 12/27)《厚生労働省》
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医療DXに係る課題と論点
【課題】
居宅同意取得型のオンライン資格確認等システムについて
• 医療DXの推進に関する工程表〔全体像〕において、訪問診療等におけるオンライン資格確認の構築が掲げられている。
• 訪問診療等、訪問看護ステーションによる訪問看護、オンライン診療等における居宅同意取得型のオンライン資格確認の
導入が今後推進されていくところ。
• 訪問診療等においては、初回訪問時の同意を元に、再照会により薬剤情報等が取得される。
• オンライン診療等においては、患者本人のモバイル端末またはPCを用いて、マイナポータルアプリとAPI連携することなど
により、通常の外来診療と同様のタイミングで、薬剤情報等が取得される
• 訪問診療等とオンライン診療等のそれぞれにおける、薬剤情報等の取得できるタイミングが異なることを踏まえた同意取
得を行うことが必要。

在宅医療における医療DX等の活用について
• 在宅医療は、高齢になっても、病気や障害の有無にかかわらず、住み慣れた地域で自分らしい生活を続けられるよう、入
院医療や外来医療、介護、福祉サービスと相互に補完しながら、患者の日常生活を支える医療であり、地域包括ケアシス
テムの不可欠な構成要素である。
• 医療機関において提供する在宅医療の評価については、訪問診療等に関する評価の他に、訪問リハビリテーションや訪
問栄養食事指導等、医師も含めた多職種による複合的な診療・指導管理に関する評価がある。
• 歯科医療機関において提供する在宅歯科医療の評価は、歯科訪問診療に関する評価の他に、在宅等における療養に必
要な指導管理や訪問口腔リハビリテーション、多職種による複合的な診療・指導管理に関する評価がある。さらに、実施し
た治療内容に応じて技術料の各項目を算定する取扱いである。
• 訪問看護療養費は、訪問看護基本療養費、訪問看護管理療養費、訪問看護情報提供療養費及び訪問看護ターミナルケ
ア療養費から構成される。
• 在宅医療等におけるICTの活用に関する主なご意見として、「今後の在宅医療のニーズの増加に対し、地域でICTを有
効に活用して情報連携を充実させることは不可欠である。」のような意見が認められたところ。
• ICTを用いた情報共有を行うことで、訪問診療を行っている患者が入院する場合に、診療情報及び患者の生活の場におけ
る情報を詳細に把握することができる。

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