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資料1-1 専門医に関する広告について (29 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_37585.html
出典情報 国民・患者に対するかかりつけ医機能をはじめとする医療情報の提供等に関する検討会 医療機能情報提供制度・医療広告等に関する分科会(第2回 1/29)《厚生労働省》
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新専門医制度におけるサブスペシャルティ領域にかかる議論の経緯
背景

〇 2018年から開始された新専門医制度においては、平成25年の「専門医の在り方に関する検討会報告書」に基づき、基本領域
の専門医を取得した上でサブスペシャルティ領域の専門医を取得する二段階制を基本とされてきた。
〇 サブスペシャルティ領域については、日本専門医機構が、基本領域との連動研修を行うサブスペシャルティ領域として内科・
外科・放射線科の23領域を独自に認定し、2019年4月からの研修開始が予定されていた。
サブスペシャルティ領域

今回の議論の対象

総合診療
リハビリ科
形成外科
救急科
臨床検査
病理
麻酔科
放射線科
脳神経外科
泌尿器科
耳鼻咽喉科
眼科
産婦人科
整形外科
外科
精神科
皮膚科
小児科
内科

基本領域 (19 領域)

日本専門医機構が独自に認定しているサブスペシャルティ領域

内科領域
消化器病、循環器、呼吸器、血液、内分泌代謝、糖尿病、腎臓、肝臓、アレルギー、
感染症、老年病、神経内科、リウマチ、消化器内視鏡、がん薬物療法
外科領域
消化器外科、呼吸器外科、心臓血管外科、小児外科、乳腺、内分泌外科
放射線領域
放射線治療、放射線診断
<通常>

3年
内科

審議会等におけるこれまでの議論と今後の予定

〇 2019年3月 医師専門研修部会
地方における専攻医の減少につながること等、地域医療提供体制への影
響等への懸念が示されたことから、2019年4月からの研修開始の見送りが
決定
〇 同年11月 医師専門研修部会
前述の懸念は払拭されず、サブスペシャルティ領域について、集中的な議
論を行うため、同審議会の委員と共にアカデミアや若手医師の代表を交え
たワーキンググループを設置が決定
〇 2020年2月5日
「サブスペシャルティ領域の在り方に関するワーキンググループ」を設置
〇 3月5日 計3回の議論を踏まえ、とりまとめ
〇 3月13日 医師専門研修部会にとりまとめ結果を報告
〇 2021年4月 初年度の専攻医がサブスペシャルティ領域の研修を開始予定
※準備期間として、研修開始1年前(本年4月)には領域決定が望ましい

<連動研修(イメージ)>
3年
循環器

3年
内科
連動研修

1年
循環器

「サブスペシャルティ領域の在り方に関するWG」構成員 (◎ 座長)
小倉崇以

済生会宇都宮病院 救急・集中治療科

角野文彦

滋賀県保健医療福祉部

釜萢敏

公益社団法人日本医師会常任理事

栗林幸夫

医療法人社団山中湖クリニック 理事長

國土典宏

国立国際医療研究センター病院 理事長

永井良三

自治医科大学 学長

牧野憲一

一般社団法人日本病院会常任理事

◎門田守人

日本医学会連合会長

山内英子

聖路加国際病院副院長・ブレストセンター長・乳腺外科部長

山口育子

認定NPO 法人ささえあい医療人権センターCOML 理事長

29

(五十音順、敬称略)