よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


【資料1】第2回標準型電子カルテ検討ワーキンググループ資料 (17 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_38106.html
出典情報 標準型電子カルテ検討ワーキンググループ(第2回 3/7)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

これまでいただいた主なご意見
これまでいただいたご意見を参考にしつつ標準型電子カルテの特徴(詳細は次頁)を作成した。
主なご意見
①病病連携、病診連携、あるいは医介連携、在宅医療含めた地域連携には、オンラ
イン資格確認等システムも含めて電子化が大事になる

コンセプト

②医療DXの本来の目的が、これまではばらばらだった医療や介護保険の情報をしっか
りとみんなで共有し、特に患者さん御自身も含めて共有することで質の高い医療の
効率的な提供につながる。電子カルテはそのためのツール。
③医療機関同士が必要な情報を連携するためには、共通のマスターを使用し、出力
様式を共通化することが最も重要である
④標準化されたシステムの実際の効果として、データがしっかりと医療機関で活用でき
るようになった
⑤民間のサービスとの情報連携、あるいは既存の地域医療連携ネットワーク等との情
報連携があると非常に大きなメリットになる
⑥医療機関が共通して使用する帳票等を国から提供すれば、医療機関の負担を軽
減できる

機能/運用

⑦電子カルテ未導入施設では、紙運用(紙カルテ伝票運用)との併用が効率的な
業務として提供できる場合がある
⑧医師を含め、診療所の職員はキーボード入力に慣れていない

セキュリティ

⑨今後のサイバーリスクを考えるとネットワークのあり方が非常に大事になる。

標準型電子カルテへの反映
特徴1

医療DXを活用した新たな付加価値

a.医療DXのサービス(システム)群を利用し情報の共有
b.患者ご自身がマイナポータル等を用いて確認
特徴2

標準規格対応による負荷軽減

c.医療DXや外部システムとの標準的なデータ交換規約に準拠し、
システム内部でもそれらに適合した標準コードを採用
d.標準規格に準拠したマスタ、法令や診療報酬で作成が求められ
る帳票類等の作成・更新を標準型電子カルテ側で実施
e.文書作成に関する業務効率化機能(患者情報や診療記録等
から必要な情報を抽出し、文書フォーマットに入力)を実装
f.標準型電子カルテα版を診療所に無理なく使用してもらうために
紙資料との併用を想定
g.キーボード入力を使用せず項目を選ぶだけでオーダや記録に反
映される機能を実装
特徴3

民間サービス組み合わせによる拡張性

h.機能を最小化し、プラスの機能は民間サービスとの連携で実現
-外注検査機関とのオーダ連携を実装
-民間のオプションモジュールとの組み合わせによる機能追加

継続検討
i.セキュリティを担保すべき範囲と実現方法についてはガイドライン等
を遵守しつつ、各施設の実情を踏まえ継続検討

16