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医療機器感染症定期報告感染症別文献一覧表 (5 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000190382_00016.html
出典情報 薬事・食品衛生審議会 医療機器・再生医療等製品安全対策部会(令和5年度第2回 3/7)《厚生労働省》
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ID

感染症(PT)

出典

概要
セルビアで発生した2つの旋毛虫症のアウトブレイク-犬回虫の同時感染の可能性に
よる難解な診断。セルビアの近接する2つの地区で、2014年8月のほぼ同時期に24名
による旋毛虫症の2つのアウトブレイクが発生した。最初のアウトブレイクは加熱不足
の豚肉が感染源であった。2つ目のアウトブレイクは生の豚肉ソーセージによって発生
した。食肉サンプルとソーセージは人工消化法により、旋毛虫陽性であった。セカンドオ
ピニオンを得ること及び発見された血清学的所見を公衆衛生研究所Nisで検証すること
を目的にすべてのサンプルを国立旋毛虫症リファレンス研究所に送付した。血清診断
の結果、21名が旋毛虫抗体陽性(87.5%)で、3名が陰性であった。その内15名が旋毛
虫症の症例定義を満たしていた。ウエスタンブロット解析により5名から旋毛虫症の診
断が確認された。6名は犬回虫に対する特異抗体を有していた。セルビアでのエンデ
ミックでは旋毛虫と犬回虫が存在し、2つの感染は無症候性であった。旋毛虫症の発生
は証明されたが、犬回虫との同時感染については臨床所見に乏しく、疑いの余地が
残った。

19 旋毛虫症

J Helminthol.
96(2022)e83

20 旋毛虫症

Outbreak NewsToday.
アルゼンチンSanta Fe州保健省は、同州の様々な場所で発生した旋毛虫症への警告
https://outbreaknewst
を発した。現在まで、この寄生虫病の疑い例26件、確定例8件が登録されている。ま
oday.com/argentinaた、同州の保健当局は、衛生管理を経ていないソーセージ食品を避けるよう住民に呼
trichinosis-outbreakびかけている。これらの製品は、Santa Fe州も例外ではないが、通常、国のルートや手
reported-in-santa-fe段で販売されている。手作りだと衛生管理が行き届かないので、厚生省からは食中毒
provinceが発生する事例を常に調査されている。地方地区では、Granadero Baigorria(4 例)、
62681/#:~:text=The%20
San Lorenzo(3 例)、Rufino(1 例)発症している。旋毛虫症とは、回虫である旋毛虫
Ministry%20of%20Health
spiralisによって引き起こされる寄生虫症である。加熱不十分な肉や生の肉を摂取する
%20of,parasitic%20disea
と、胃酸によって幼虫が放出され、腸内で成熟して成虫になる。保健当局は、主な感染
se%20have%20been%20r
源は管理されていない豚肉製品及びその精巧な派生物であると指摘する。
egistered.

21 旋毛虫症

ProMED-mail
20230321.8709081

旋毛虫症が検出された為、アルゼンチン国立農業食品衛生品質サービス(Senasa)の
命令により、Colonia Tirolesaの養豚場で238頭のブタが屠殺された。この国家機関は、
定期的な作業中に18匹のブタから寄生虫が発見されたので、群を取り除き、動物を輸
送する農場を管理したと報告した。屠殺されたブタのうち、この病気が陽性であるもの
は取り除かれ、陰性であるものは市場流通が許可されることも声明で明らかにした。こ
れに伴い、旋毛虫症に感染したブタは、肉に匂い、味、色の兆候を示さないとSenasaは
述べている。屠殺場が屠殺した動物を分析しなければならない。ブタを飼育する際の衛
生対策も重要である。旋毛虫症は、ブタやイノシシ、ピューマなどの野生動物の筋肉に
寄生する虫状の寄生虫によって引き起こされる病気である。生きた寄生虫の幼虫を含
む肉や肉由来の食品を生や加熱不十分な状態で食べることで、誤って感染することが
ある。アルゼンチンでは、イノシシやピューマなど他の動物の場合もあるが、ヒトへの主
な感染源は家畜のブタである。

ProMED-mail
20230623.8710740

ガーナUpper East州で、炭疽病により合計97頭の動物が死亡した。2023年6月21日時
点で、15地区のうち12地区で炭疽菌と疑われる動物の死亡例が報告されている。
Binduri地区が38例、Garu地区が17例、Bawku West地区が13例である。Bongo地区、
Bolgatanga市、Talensi地区ではそれぞれ8件、6件、5件、Garu-Tempane地区では4件、
Bawku市、Builsa North地区、Pusiga地区ではそれぞれ2件、残りの2地区、Kassena
Nankana市(KNM)とBongo地区ではそれぞれ1件であった[97件ではなく合計99件]。ヒ
ツジが最も多く53頭、ウシが35頭、ヤギが5頭、ブタが2頭である[97ではなく95]。しか
し、Kpong Tamale獣医学研究所での検査後、陽性例を報告したのは6地区のみであっ
たと、食糧農業省獣医サービス局局長代理のPatrick Abakeh博士は説明した。対象と
なったのは、Binduri、Talensi、Bongo、Bawku West地区、Bolgatanga市、Kassena
Nankana市である。Abakeh博士によると、農務省は感染拡大を食い止めるべく取り組ん
でおり、2023年6月21日までに合計100,000回分のワクチンを全地区に配布した。さら
に、中央獣医学研究所で製造中のワクチン10万回分が来週までに配布される予定で
ある。Abakeh博士によると、これまでに13地区すべてで23,449頭の家畜にワクチン接
種が行われた。Abakeh博士によると、Binduri地区が9485頭で最も多く、次いでTalensi
地区が7141頭であった。Bawku West地区、Bolgatanga市、Bongo地区ではそれぞれ
2948頭、2468頭、1195頭がワクチン接種を受けている。全部で8189頭のウシ、7819頭
のヤギ、6913頭のヒツジ、528頭のブタが予防接種を受けた。追加分が来週までに配
布される予定である。数字は多少異なるが、これは最終報告書ではない。家畜の炭疽
菌の大流行であることは明らかである。

22 炭疽

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