東京都の地域特性について【東京都保健医療計画（令和6年3月改定）より】
①人口密度が高い

他県と比べて人口密度が非常に高い状況（6,403人／㎢・全国１位）

②昼夜間人口比率が高い

周辺部からの通勤・通学者の流入により、都心部の昼夜間人口比率は
120％超（特に千代田区は 1,355.4％、中央区は 374.4％、港区は 373.4％）
大学病院本院や特定機能病院が集積
【特定機能病院一覧（R5.4.1現在）】

③高度医療提供施設の集積

国立がん研究センター中央病院

東京医科歯科大学病院

慶応義塾大学病院

帝京大学医学部附属病院

東京慈恵会医科大学附属病院

東京大学医学部附属病院

東京医科大学病院

公益財団法人がん研究会有明病院

順天堂大学医学部附属順天堂医院

昭和大学病院

国立国際医療研究センター病院

杏林大学医学部付属病院

日本医科大学付属病院

東邦大学医療センター大森病院

日本大学医学部附属板橋病院

聖路加国際病院

④医療人材養成施設の集積

13医科大学・大学医学部、５歯科大学・大学歯学部
11薬科大学・大学薬学部、96看護師等養成課程

⑤中小病院や民間病院が多い

都内629病院（うち200床未満 437病院）
民間病院割合 89.7％

⑥発達した交通網

鉄道やバスなどの公共交通網や道路網が高度に発達
比較的短時間での移動が可能でアクセシビリティに優れる

⑦高齢者人口の急激な増加

高齢者人口 約311万人、高齢化率 22.8％（2020年）
平成22年から令和２年まで(10年間)で約47万人増、今後も引き続き増加予想

⑧高齢者単独世帯が多い

都の世帯数 約722万世帯（2020年）
うち高齢者単独世帯 約81万世帯（全世帯数に占める割合 11.2％）

など

高度医療提供施設の集積や発達した交通網などの地域特性に応じて、
他県からの流入を含め患者が広範に医療サービスを受療する動向が見られる。

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