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【参考資料5】性感染症に関する特定感染症予防指針 (6 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_40400.html |
出典情報 | 厚生科学審議会 薬局・薬剤師の機能強化等に関する検討会(第7回 6/18)《厚生労働省》 |
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性感染症に関する研究開発の推進が必要である。具体的には、病態の解明に基づく検査
や治療に関する研究、発生動向に関する疫学研究、行動様式に関する社会面と医学面に
おける研究等を対策に活用できるよう総合的に推進することが重要である。
二
検査や治療等に関する研究開発の推進
性感染症の検査や治療において期待される研究としては、迅速かつ正確に結果が判明
する検査薬や検査方法等の検査機会の拡大のための実用的な検査薬や検査方法の開発、
効果的で簡便な治療方法の開発、薬剤耐性を持つ病原体による性感染症に対する治療方
法等の開発及び新たな治療薬の開発やその投与方法に関する研究等が考えられる。また、
海外で使用されている治療薬が国内においても使用できるようにし、海外との格差を是
正していくことが重要である。さらに、ワクチン開発の研究、予防方法の新たな可能性
を視野に入れた研究開発等を推進することも重要である。
三
発生動向等に関する疫学研究の推進
国は、発生動向の多面的な把握に役立てるため、性感染症に関する各種疫学研究につ
いて、疫学者や都道府県等の協力を得る等により強化し、今後の予防対策に役立ててい
くことが重要である。
四
社会面と医学面における性の行動様式等に関する研究
国は、性感染症を早期に発見し、治療に結び付けるための試行的研究、性感染症予防
策のまん延防止効果に関する研究、感染リスクや感染の防止に関する意識・行動等を含
む社会面と医学面における性の行動様式等に関する研究をHIV感染症・エイズ対策の
研究と連携して進めることが重要である。
五
研究評価等の充実
国は、研究の計画を厳正に評価し、重点的に研究を支援するとともに、研究の成果に
ついても的確に評価した上で、評価の高い研究成果に基づく施策を重点的に進めていく
ことが必要である。また、研究の結果については、広く一般に提供していくことが重要
である。
第五
国際的な連携
一
基本的考え方
HIV感染症・エイズの主要な感染経路が性的接触であることのみならず、性感染症
にり患している者がHIVに感染しやすいということに鑑み、予防対策上の観点から性
感染症とHIV感染症・エイズとを併せて取り扱うことが国際的には多いことから、国
際的な連携に当たっては、この点を念頭に進めることが重要である。
二
諸外国との情報交換の推進
国は、政府間、研究者間等における性感染症に関する予防方法や治療方法の開発、疫
学研究や社会面と医学面における研究の成果等についての国際的な情報交換を推進し、
我が国の対策に活かしていくことが重要である。また、性感染症に関連するHIV感染
症・エイズの研究についても、情報交換に努めていくことが望ましい。
三
国際的な感染拡大抑制への貢献
6
や治療に関する研究、発生動向に関する疫学研究、行動様式に関する社会面と医学面に
おける研究等を対策に活用できるよう総合的に推進することが重要である。
二
検査や治療等に関する研究開発の推進
性感染症の検査や治療において期待される研究としては、迅速かつ正確に結果が判明
する検査薬や検査方法等の検査機会の拡大のための実用的な検査薬や検査方法の開発、
効果的で簡便な治療方法の開発、薬剤耐性を持つ病原体による性感染症に対する治療方
法等の開発及び新たな治療薬の開発やその投与方法に関する研究等が考えられる。また、
海外で使用されている治療薬が国内においても使用できるようにし、海外との格差を是
正していくことが重要である。さらに、ワクチン開発の研究、予防方法の新たな可能性
を視野に入れた研究開発等を推進することも重要である。
三
発生動向等に関する疫学研究の推進
国は、発生動向の多面的な把握に役立てるため、性感染症に関する各種疫学研究につ
いて、疫学者や都道府県等の協力を得る等により強化し、今後の予防対策に役立ててい
くことが重要である。
四
社会面と医学面における性の行動様式等に関する研究
国は、性感染症を早期に発見し、治療に結び付けるための試行的研究、性感染症予防
策のまん延防止効果に関する研究、感染リスクや感染の防止に関する意識・行動等を含
む社会面と医学面における性の行動様式等に関する研究をHIV感染症・エイズ対策の
研究と連携して進めることが重要である。
五
研究評価等の充実
国は、研究の計画を厳正に評価し、重点的に研究を支援するとともに、研究の成果に
ついても的確に評価した上で、評価の高い研究成果に基づく施策を重点的に進めていく
ことが必要である。また、研究の結果については、広く一般に提供していくことが重要
である。
第五
国際的な連携
一
基本的考え方
HIV感染症・エイズの主要な感染経路が性的接触であることのみならず、性感染症
にり患している者がHIVに感染しやすいということに鑑み、予防対策上の観点から性
感染症とHIV感染症・エイズとを併せて取り扱うことが国際的には多いことから、国
際的な連携に当たっては、この点を念頭に進めることが重要である。
二
諸外国との情報交換の推進
国は、政府間、研究者間等における性感染症に関する予防方法や治療方法の開発、疫
学研究や社会面と医学面における研究の成果等についての国際的な情報交換を推進し、
我が国の対策に活かしていくことが重要である。また、性感染症に関連するHIV感染
症・エイズの研究についても、情報交換に努めていくことが望ましい。
三
国際的な感染拡大抑制への貢献
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