よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


資料4-1 日本版抗コリン薬リスクスケール (3 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_40741.html
出典情報 高齢者医薬品適正使用検討会(第18回 6/21)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

抗コリン薬とは?

3

抗コリン薬とは、抗コリン作用をもつ薬物の総称で、アセチルコリンとい
う神経伝達物質の作用をブロックし、多くの身体機能に影響を与える薬物
です。


M1受容体:主に中枢神経系に位置し、認知機能や胃酸分泌を調節



M2受容体:心臓に多く存在し、心拍数や心筋に作用



M3受容体:平滑筋や腺体に位置し、収縮や分泌を促進。
気管支喘息や過活動膀胱の治療使用。



M4受容体:中枢に位置し、ドーパミンの放出を調節し、神経興奮を抑制。



M5受容体:中枢と血管内皮に存在し、ドーパミン放出や血管の拡張に関与。

抗コリン薬は特定の病状を改善する効果がある一方で、様々な副作用も引
き起こす可能性もあります。