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【資料1】新型コロナワクチン接種後の遷延する症状への対応について(感染症対策部提出資料)[3.3MB] (53 ページ)
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公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_41120.html |
出典情報 | 医薬品等行政評価・監視委員会(第16回 7/4)《厚生労働省》 |
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令和2年度新型コロナワクチンの投与開始初期の重点的調査及び令和3年度免疫持続性および安全性調査の追加分析の結果①
○ 新型コロナワクチンの投与開始初期の重点的調査及び新型コロナワクチン追加接種並びに適応拡大にかかわる免疫持続性および安全性
調査において、症状の持続期間が31日以上であったと報告された事例がどの程度存在したか、分析を行った結果は以下のとおりであった。
○ 本調査では、主要評価項目として日誌において、体温、接種部位反応、全身症状の有無、胸痛(追加接種のみ)に加え、AEについても
広く情報を求めている。現時点で遷延する症状の実態は明らかでないが、遷延する症状の可能性として、31日以上持続する発熱、倦怠感、
頭痛又はAEを認めたとする事例が、情報収集が可能であった上述の日誌2が回収できた者のうち何人存在したかについて分析した。
【初回接種】
○ 1回目接種後の調査依頼に応じた人数 19,806人のうち、日誌2が回収できた人数は19,784人であった。
○ また、1回目接種後の調査依頼に応じた19,806人のうち、引き続いて2回目接種後の調査依頼に応じた人数は19,657人(調査離脱者149
人)であり、この19,657人のうち日誌2が回収できた人数は19,542人であった。
【追加接種】
○ 3回目接種後の調査依頼に応じた人数は4,576人であり、このうち日誌2が回収できた人数は4,323人であった。
○ 4回目接種後の調査依頼に応じた人数は3,440人であり、このうち日誌2が回収できた人数は3,375人であった。
※3回目と4回目では接種及び調査の実施体制が異なるため、調査対象者も同一ではない
【初回接種】
○ 1回目接種後の事例において、日誌2が回収できた19,784人のうち、10日目以降にも症状が持続した者は126人であり、このうち31日
以上症状が持続したとして報告された事例は2例であった。なお、126人のうち、「症状の消失日時が確認できず、症状の持続期間が特定
できない事例」は42例であった。
○ 2回目接種後の事例において、日誌2が回収できた19,542人のうち、 10日目以降にも症状が持続した者は211人であり、このうち31日
以上症状が持続したとして報告された事例は、5例であった。なお、211人のうち、「症状の消失日時が確認できず、症状の持続期間が特
定できない事例」は53例であった。
【追加接種】
○ 3回目接種後の事例において、日誌2が回収できた4,323人のうち、 10日目以降にも症状が持続した者は65人であり、このうち31日以
上症状が持続したとして報告された事例は、5例であった。なお、65人のうち、「症状の消失日時が確認できず、症状の持続期間が特定
できない事例」は16例であった。
○ 4回目接種後の事例において、日誌2が回収できた3,375人のうち、 10日目以降にも症状が持続した者は38人であり、このうち31日以
上症状が持続したとして報告された事例は、1例であった。なお、38人のうち、「症状の消失日時が確認できず、症状の持続期間が特定
2
できない事例」は13例であった。
○ 新型コロナワクチンの投与開始初期の重点的調査及び新型コロナワクチン追加接種並びに適応拡大にかかわる免疫持続性および安全性
調査において、症状の持続期間が31日以上であったと報告された事例がどの程度存在したか、分析を行った結果は以下のとおりであった。
○ 本調査では、主要評価項目として日誌において、体温、接種部位反応、全身症状の有無、胸痛(追加接種のみ)に加え、AEについても
広く情報を求めている。現時点で遷延する症状の実態は明らかでないが、遷延する症状の可能性として、31日以上持続する発熱、倦怠感、
頭痛又はAEを認めたとする事例が、情報収集が可能であった上述の日誌2が回収できた者のうち何人存在したかについて分析した。
【初回接種】
○ 1回目接種後の調査依頼に応じた人数 19,806人のうち、日誌2が回収できた人数は19,784人であった。
○ また、1回目接種後の調査依頼に応じた19,806人のうち、引き続いて2回目接種後の調査依頼に応じた人数は19,657人(調査離脱者149
人)であり、この19,657人のうち日誌2が回収できた人数は19,542人であった。
【追加接種】
○ 3回目接種後の調査依頼に応じた人数は4,576人であり、このうち日誌2が回収できた人数は4,323人であった。
○ 4回目接種後の調査依頼に応じた人数は3,440人であり、このうち日誌2が回収できた人数は3,375人であった。
※3回目と4回目では接種及び調査の実施体制が異なるため、調査対象者も同一ではない
【初回接種】
○ 1回目接種後の事例において、日誌2が回収できた19,784人のうち、10日目以降にも症状が持続した者は126人であり、このうち31日
以上症状が持続したとして報告された事例は2例であった。なお、126人のうち、「症状の消失日時が確認できず、症状の持続期間が特定
できない事例」は42例であった。
○ 2回目接種後の事例において、日誌2が回収できた19,542人のうち、 10日目以降にも症状が持続した者は211人であり、このうち31日
以上症状が持続したとして報告された事例は、5例であった。なお、211人のうち、「症状の消失日時が確認できず、症状の持続期間が特
定できない事例」は53例であった。
【追加接種】
○ 3回目接種後の事例において、日誌2が回収できた4,323人のうち、 10日目以降にも症状が持続した者は65人であり、このうち31日以
上症状が持続したとして報告された事例は、5例であった。なお、65人のうち、「症状の消失日時が確認できず、症状の持続期間が特定
できない事例」は16例であった。
○ 4回目接種後の事例において、日誌2が回収できた3,375人のうち、 10日目以降にも症状が持続した者は38人であり、このうち31日以
上症状が持続したとして報告された事例は、1例であった。なお、38人のうち、「症状の消失日時が確認できず、症状の持続期間が特定
2
できない事例」は13例であった。