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資料4 アダリムマブ(遺伝子組換え) (14 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000198856_00033.html |
出典情報 | 医療上の必要性の高い未承認薬・適応外薬検討会議(第59回 7/5)《厚生労働省》 |
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要望番号;Ⅳ-155
<日本における教科書等>
1) Evidence Based Medicine を活かす 膠原病・リウマチ診療 第 4 版 23)
nr-axSpA に対する生物製剤を用いた治療について、現在欧州ではインフリキシマブ(遺
伝子組換え)以外の TNF 阻害薬に、nr-axSpA への適用がある。
(4)学会又は組織等の診療ガイドラインへの記載状況
<海外におけるガイドライン等>
1) ASAS-EULAR recommendations for the management of axial spondyloarthritis: 2022 update2)
TNF 阻害薬による axSpA の治療について、以下の推奨事項が記載されている。
•
推奨 9
従来の治療を実施したにもかかわらず疾患活動性が高い状態が持続する患者
に対して TNF 阻害薬、IL-17 阻害薬又は JAK 阻害薬による治療を検討すべきである。
現行の治療では TNF 阻害薬又は IL-17 阻害薬から開始する。
•
推奨 10 再発性のぶどう膜炎の既往歴や活動性の炎症性腸疾患がある場合は、TNF 阻
害薬を優先すべきである。顕著な乾癬を認める患者では、IL-17 阻害薬が好ましい。
•
推奨 12 1 剤目の生物製剤又は分子標的型合成抗リウマチ薬(tsDMARDs)で効果不十
分な場合、他の生物製剤(TNF 阻害薬若しくは IL-17 阻害薬)又は JAK 阻害薬への切
替えを考慮すべきである。
2) 2019 Update of the American College of Rheumatology/Spondylitis Association of
America/Spondyloarthritis Research and Treatment Network Recommendations for the
Treatment of Ankylosing Spondylitis and Nonradiographic Axial Spondyloarthritis3),4)
TNF 阻害薬による nr-axSpA の治療について、以下の推奨事項が記載されている。
•
推奨 56
NSAIDs による治療後も活動性の成人 nr-axSpA 患者において、TNF 阻害薬に
よる治療を、同剤による治療を行わないことに比べて強く推奨する。
•
推奨 58
NSAIDs による治療後も活動性の成人 nr-axSpA 患者において、TNF 阻害薬に
よる治療を、トファシチニブによる治療に比べて条件付きで推奨する。
•
推奨 60
NSAIDs による治療後も活動性の成人 nr-axSpA 患者において、TNF 阻害薬に
よる治療を、セクキヌマブ(遺伝子組換え)又はイキセキズマブ(遺伝子組換え)によ
る治療に比べて条件付きで推奨する。
3) 2018 APLAR axial spondyloarthritis treatment recommendations5)
TNF 阻害薬による axSpA の治療について、以下の推奨事項が記載されている。
•
推奨 6
2 種類の NSAIDs による治療で効果不十分であった活動性の axSpA 患者に生
物製剤の使用を強く推奨する。
•
推奨 8 初めの生物製剤による治療として TNF 阻害薬の使用を強く推奨する。
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<日本における教科書等>
1) Evidence Based Medicine を活かす 膠原病・リウマチ診療 第 4 版 23)
nr-axSpA に対する生物製剤を用いた治療について、現在欧州ではインフリキシマブ(遺
伝子組換え)以外の TNF 阻害薬に、nr-axSpA への適用がある。
(4)学会又は組織等の診療ガイドラインへの記載状況
<海外におけるガイドライン等>
1) ASAS-EULAR recommendations for the management of axial spondyloarthritis: 2022 update2)
TNF 阻害薬による axSpA の治療について、以下の推奨事項が記載されている。
•
推奨 9
従来の治療を実施したにもかかわらず疾患活動性が高い状態が持続する患者
に対して TNF 阻害薬、IL-17 阻害薬又は JAK 阻害薬による治療を検討すべきである。
現行の治療では TNF 阻害薬又は IL-17 阻害薬から開始する。
•
推奨 10 再発性のぶどう膜炎の既往歴や活動性の炎症性腸疾患がある場合は、TNF 阻
害薬を優先すべきである。顕著な乾癬を認める患者では、IL-17 阻害薬が好ましい。
•
推奨 12 1 剤目の生物製剤又は分子標的型合成抗リウマチ薬(tsDMARDs)で効果不十
分な場合、他の生物製剤(TNF 阻害薬若しくは IL-17 阻害薬)又は JAK 阻害薬への切
替えを考慮すべきである。
2) 2019 Update of the American College of Rheumatology/Spondylitis Association of
America/Spondyloarthritis Research and Treatment Network Recommendations for the
Treatment of Ankylosing Spondylitis and Nonradiographic Axial Spondyloarthritis3),4)
TNF 阻害薬による nr-axSpA の治療について、以下の推奨事項が記載されている。
•
推奨 56
NSAIDs による治療後も活動性の成人 nr-axSpA 患者において、TNF 阻害薬に
よる治療を、同剤による治療を行わないことに比べて強く推奨する。
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推奨 58
NSAIDs による治療後も活動性の成人 nr-axSpA 患者において、TNF 阻害薬に
よる治療を、トファシチニブによる治療に比べて条件付きで推奨する。
•
推奨 60
NSAIDs による治療後も活動性の成人 nr-axSpA 患者において、TNF 阻害薬に
よる治療を、セクキヌマブ(遺伝子組換え)又はイキセキズマブ(遺伝子組換え)によ
る治療に比べて条件付きで推奨する。
3) 2018 APLAR axial spondyloarthritis treatment recommendations5)
TNF 阻害薬による axSpA の治療について、以下の推奨事項が記載されている。
•
推奨 6
2 種類の NSAIDs による治療で効果不十分であった活動性の axSpA 患者に生
物製剤の使用を強く推奨する。
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推奨 8 初めの生物製剤による治療として TNF 阻害薬の使用を強く推奨する。
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