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資料4 アダリムマブ(遺伝子組換え) (8 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000198856_00033.html |
出典情報 | 医療上の必要性の高い未承認薬・適応外薬検討会議(第59回 7/5)《厚生労働省》 |
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要望番号;Ⅳ-155
185 例(本薬群 91 例、プラセボ群 94 例)が有効性解析対象集団とされた。
二重盲検期における試験中止例(中止理由)は、本薬群 4 例(有害事象 1 例、その他 3
例)、プラセボ群 2 例(有害事象及びその他各 1 例)であった。
有効性について、主要評価項目とされた投与 12 週時における ASAS40 反応率※2 は、本薬
群 36.3%(33/91 例)
、プラセボ群 14.9%(14/94 例)であり、本薬群で統計学的に有意に高
かった(p<0.001、Non responder imputation(以下、
「NRI」
)
、統計解析手法の記載なし)
。
二重盲検期における安全性について、有害事象は本薬群 57.9%(55/95 例)
、プラセボ群
58.8%(57/97 例)に認められ、主な有害事象は本薬群では上咽頭炎 11.6%(11/95 例)
、悪心
7.4%(7/95 例)
、頭痛 6.3%(6/95 例)
、プラセボ群では悪心 8.2%(8/97 例)
、下痢 7.2%(7/97
例)、上気道感染 4.1%(4/97 例)であった。死亡は両群ともに認められなかった。
重篤な有害事象は本薬群 3.2%(3/95 例)
、プラセボ群 1.0%(1/97 例)に認められ、本薬
群では乳房形成異常、人工流産及び急性肝炎が各 1 例に認められた。
投与中止に至った有害事象は本薬群 2.1%(2/95 例)
、プラセボ群 1.0%(1/97 例)に認め
られた。
注目すべき有害事象について、感染症が本薬群 29.5%(28/95 例)
、プラセボ群 28.9%(28/97
例)に、肝関連事象が本薬群 4.2%(4/95 例)
、プラセボ群 4.1%(4/97 例)に認められた。
悪性腫瘍、日和見感染、結核、ループス様症候群及び脱髄疾患は両群ともに認められなか
った。
長期投与における有効性解析対象集団は二重盲検期と同様に 185 例とされ、ベースライ
ン時の MRI の評価が欠測であった 1 例を除く 184 例のうち、142 例が炎症の客観的な徴候
がある※3MRI/CRP 陽性集団、42 例が炎症の客観的な徴候のない MRI/CRP 陰性集団とされ
た。また、本薬を 1 回以上投与された被験者 190 例(曝露:412.2 人・年)が長期投与にお
ける安全性解析対象集団とされた。二重盲検期を完了後、非盲検継続投与期に移行し、本
薬の 144 週間の投与を完了した被験者は、全体集団で 65.4%(121/185 例)
、MRI/CRP 陽性
集団で 67.6%(96/142 例)
、MRI/CRP 陰性集団で 57.1%(24/42 例)であった。
長期投与時の有効性について、治験薬投与開始後 1 年、
2 年及び 3 年時点における ASAS40
反応率は、全体集団でそれぞれ 49.7%(92/185 例)
、48.1%(89/185 例)及び 43.8%(81/185
例)、MRI/CRP 陽性集団でそれぞれ 52.8%(75/142 例)
、50.0%(71/142 例)及び 47.2%(67/142
例)、並びに MRI 及び CRP 陰性集団でそれぞれ 38.1%(16/42 例)
、40.5%(17/42 例)及び
31.0%(13/42 例)であった。
長期投与時の安全性について、重篤な有害事象は 33 例(10.9 件/100 人・年)で報告され
た。死亡は 2 例(0.5 件/100 人・年)に報告され、1 例は自殺(非盲検の本薬投与中止 40 日
後に死亡、アルコール依存と不安の既往歴あり)
、他方の 1 例は心肺不全(非盲検の本薬投
与中に死亡、嗜好用鎮静剤と関連ありとの判断)であった。
注目すべき有害事象について、重篤な感染症が 8 例(2.4 件/100 人・年)
、新規発症の乾
癬及び肝関連事象が各 2 例(0.5 件/100 人・年)
、結核、肺塞栓症、憩室炎及びループス様
8
185 例(本薬群 91 例、プラセボ群 94 例)が有効性解析対象集団とされた。
二重盲検期における試験中止例(中止理由)は、本薬群 4 例(有害事象 1 例、その他 3
例)、プラセボ群 2 例(有害事象及びその他各 1 例)であった。
有効性について、主要評価項目とされた投与 12 週時における ASAS40 反応率※2 は、本薬
群 36.3%(33/91 例)
、プラセボ群 14.9%(14/94 例)であり、本薬群で統計学的に有意に高
かった(p<0.001、Non responder imputation(以下、
「NRI」
)
、統計解析手法の記載なし)
。
二重盲検期における安全性について、有害事象は本薬群 57.9%(55/95 例)
、プラセボ群
58.8%(57/97 例)に認められ、主な有害事象は本薬群では上咽頭炎 11.6%(11/95 例)
、悪心
7.4%(7/95 例)
、頭痛 6.3%(6/95 例)
、プラセボ群では悪心 8.2%(8/97 例)
、下痢 7.2%(7/97
例)、上気道感染 4.1%(4/97 例)であった。死亡は両群ともに認められなかった。
重篤な有害事象は本薬群 3.2%(3/95 例)
、プラセボ群 1.0%(1/97 例)に認められ、本薬
群では乳房形成異常、人工流産及び急性肝炎が各 1 例に認められた。
投与中止に至った有害事象は本薬群 2.1%(2/95 例)
、プラセボ群 1.0%(1/97 例)に認め
られた。
注目すべき有害事象について、感染症が本薬群 29.5%(28/95 例)
、プラセボ群 28.9%(28/97
例)に、肝関連事象が本薬群 4.2%(4/95 例)
、プラセボ群 4.1%(4/97 例)に認められた。
悪性腫瘍、日和見感染、結核、ループス様症候群及び脱髄疾患は両群ともに認められなか
った。
長期投与における有効性解析対象集団は二重盲検期と同様に 185 例とされ、ベースライ
ン時の MRI の評価が欠測であった 1 例を除く 184 例のうち、142 例が炎症の客観的な徴候
がある※3MRI/CRP 陽性集団、42 例が炎症の客観的な徴候のない MRI/CRP 陰性集団とされ
た。また、本薬を 1 回以上投与された被験者 190 例(曝露:412.2 人・年)が長期投与にお
ける安全性解析対象集団とされた。二重盲検期を完了後、非盲検継続投与期に移行し、本
薬の 144 週間の投与を完了した被験者は、全体集団で 65.4%(121/185 例)
、MRI/CRP 陽性
集団で 67.6%(96/142 例)
、MRI/CRP 陰性集団で 57.1%(24/42 例)であった。
長期投与時の有効性について、治験薬投与開始後 1 年、
2 年及び 3 年時点における ASAS40
反応率は、全体集団でそれぞれ 49.7%(92/185 例)
、48.1%(89/185 例)及び 43.8%(81/185
例)、MRI/CRP 陽性集団でそれぞれ 52.8%(75/142 例)
、50.0%(71/142 例)及び 47.2%(67/142
例)、並びに MRI 及び CRP 陰性集団でそれぞれ 38.1%(16/42 例)
、40.5%(17/42 例)及び
31.0%(13/42 例)であった。
長期投与時の安全性について、重篤な有害事象は 33 例(10.9 件/100 人・年)で報告され
た。死亡は 2 例(0.5 件/100 人・年)に報告され、1 例は自殺(非盲検の本薬投与中止 40 日
後に死亡、アルコール依存と不安の既往歴あり)
、他方の 1 例は心肺不全(非盲検の本薬投
与中に死亡、嗜好用鎮静剤と関連ありとの判断)であった。
注目すべき有害事象について、重篤な感染症が 8 例(2.4 件/100 人・年)
、新規発症の乾
癬及び肝関連事象が各 2 例(0.5 件/100 人・年)
、結核、肺塞栓症、憩室炎及びループス様
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