よむ、つかう、まなぶ。
資料4 アダリムマブ(遺伝子組換え) (2 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000198856_00033.html |
出典情報 | 医療上の必要性の高い未承認薬・適応外薬検討会議(第59回 7/5)《厚生労働省》 |
ページ画像
ダウンロードした画像を利用する際は「出典情報」を明記してください。
低解像度画像をダウンロード
プレーンテキスト
資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。
要望番号;Ⅳ-155
「本薬」)の優越性が確認され、安全性プロファイルは本薬の他の適応疾患で報告されてい
るものと同様であった。当該試験成績を基に欧州で要望効能・効果及び用法・用量の承認
を得ており、また、ASAS-EULAR2)、ACR/SAA/SPARTAN3),4)、APLAR5)等の海外の診療ガイ
ドラインにおいて、nr-axSpA 患者に対し TNF 阻害薬による治療が推奨されている。また、
国内で実施された axSpA の全国疫学調査 6),7),8)では、nr-axSpA 患者 29 例に本薬が使用され
ており、89.7%(26/29 例)が有効例であったと報告されている。したがって、
「ウ
欧米等
において標準的療法に位置づけられており、国内外の医療環境の違い等を踏まえても国内
における有用性が期待できると考えられる」に該当すると判断した。
3.欧米等6カ国の承認状況等について
(1) 欧米等6カ国の承認状況及び開発状況の有無について
1)米国 9)
効能・効果
用法・用量
承認年月(または米 本薬は米国で承認されているが、nr-axSpA の効能・効果については
国 に お け る 開 発 の 承認されていない(2024 年 2 月 16 日現在)
。
有無)
nr-axSpA の効能・効果に係る承認申請後、米国食品医薬品局より追
備考
加試験の実施が求められたことを踏まえ、申請は取り下げられた。
2)英国
10)
効能・効果
関節リウマチ、若年性特発性関節炎(多関節型若年性特発性関節炎、
付着部炎関連関節炎)
、axSpA(AS、nr-axSpA)
、乾癬性関節炎、乾癬、
化膿性汗腺炎、クローン病、潰瘍性大腸炎、ぶどう膜炎
【効能・効果に関連する注意事項】
(要望内容に係る事項のみ抜粋)
X 線検査で AS の所見は認められないが、C-反応性タンパク(以下、
「CRP」)上昇及び/又は MRI による炎症の客観的徴候が認められ
る重度の axSpA を有する成人患者のうち、非ステロイド性抗炎症薬
(以下、
「NSAIDs」
)に対して効果不十分、又は不耐容である患者の
治療に適応される。
注)要望内容に係る部分は下線
用法・用量
効能・効果
用法・用量
<成人>
関節リウマチ
メトトレキサートとの併用で 40 mg 隔週皮下
投与。メトトレキサートに不耐容又はメトト
2
「本薬」)の優越性が確認され、安全性プロファイルは本薬の他の適応疾患で報告されてい
るものと同様であった。当該試験成績を基に欧州で要望効能・効果及び用法・用量の承認
を得ており、また、ASAS-EULAR2)、ACR/SAA/SPARTAN3),4)、APLAR5)等の海外の診療ガイ
ドラインにおいて、nr-axSpA 患者に対し TNF 阻害薬による治療が推奨されている。また、
国内で実施された axSpA の全国疫学調査 6),7),8)では、nr-axSpA 患者 29 例に本薬が使用され
ており、89.7%(26/29 例)が有効例であったと報告されている。したがって、
「ウ
欧米等
において標準的療法に位置づけられており、国内外の医療環境の違い等を踏まえても国内
における有用性が期待できると考えられる」に該当すると判断した。
3.欧米等6カ国の承認状況等について
(1) 欧米等6カ国の承認状況及び開発状況の有無について
1)米国 9)
効能・効果
用法・用量
承認年月(または米 本薬は米国で承認されているが、nr-axSpA の効能・効果については
国 に お け る 開 発 の 承認されていない(2024 年 2 月 16 日現在)
。
有無)
nr-axSpA の効能・効果に係る承認申請後、米国食品医薬品局より追
備考
加試験の実施が求められたことを踏まえ、申請は取り下げられた。
2)英国
10)
効能・効果
関節リウマチ、若年性特発性関節炎(多関節型若年性特発性関節炎、
付着部炎関連関節炎)
、axSpA(AS、nr-axSpA)
、乾癬性関節炎、乾癬、
化膿性汗腺炎、クローン病、潰瘍性大腸炎、ぶどう膜炎
【効能・効果に関連する注意事項】
(要望内容に係る事項のみ抜粋)
X 線検査で AS の所見は認められないが、C-反応性タンパク(以下、
「CRP」)上昇及び/又は MRI による炎症の客観的徴候が認められ
る重度の axSpA を有する成人患者のうち、非ステロイド性抗炎症薬
(以下、
「NSAIDs」
)に対して効果不十分、又は不耐容である患者の
治療に適応される。
注)要望内容に係る部分は下線
用法・用量
効能・効果
用法・用量
<成人>
関節リウマチ
メトトレキサートとの併用で 40 mg 隔週皮下
投与。メトトレキサートに不耐容又はメトト
2