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○医療DXの推進にかかる診療報酬上の対応について  総-4 (19 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00262.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 総会(第 591 回 7/3)《厚生労働省》
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医療機関等におけるマイナ保険証の利用時に生じる主な事象・課題への対応
主な事象・課題

解決に向けた対応

過去に別人との紐付け誤りが報じ
られたこともあり、安心してマイ
ナ保険証を利用できない

• 全ての登録済みデータ(1.6億件)について、住民基本台帳情報との突合を完
了し、そのうち確認が必要なデータについて保険者等による確認作業も完了。

高齢者がうまくマイナ保険証を使
えない、暗証番号を忘れて入力で
きない

顔認証付きカードリーダーがクリ
ニックに1台しかないので待合室
が混雑する

• 新規加入者の登録時に全てのデータについて住民基本台帳情報と突合する
チェックシステムの仕組みを本年5月から実施。
• 暗証番号の入力や顔認証が困難な場合には、目視モードによる資格確認も可能
であり、引き続き周知。また、今後、来年春を目途としたシステム改修により、
窓口での目視モードの操作を簡便化。
• 暗証番号を3回誤入力した場合でも、顔認証や目視モードの対応が可能。また、
暗証番号を設定しない顔認証カードでもマイナ保険証としての利用が可能。
• 令和5年度補正予算によるカードリーダーの増設補助を通じて、対象となる
施設(※)では増設が可能。補助の要件としている利用件数の判定期間を本
年3月から7月に延長。
※ 昨年10月~本年7月のいずれかの月のマイナ保険証の利用件数が500件以上の施設が対象

• 同意の画面操作について、本年秋頃を目途に包括同意等を順次改善予定。
通常の受付窓口以外で対応する方
式(ドライブスルー形式等)を
とっている薬局では、1台のカー
ドリーダーで対応することになり、
マイナ保険証での受付が困難

資格確認時に表示された情報に
「●」が出る

• 医療機関等の窓口において資格確認ができない場合として、居宅同意取得型
(※)を活用したマイナ保険証による受付が可能。運用について9月頃までに提
示予定。
※ 診療/薬剤情報等の照会可能期間は、外来・往診と同様の取扱いとし、同意情報登録後24時間を想定。

• 医療機関等へのマニュアルで示しているとおり、カナ氏名を確認することに
よる受付や、「●」表記のままでもレセプト請求が可能であり、「●」表記
のままや漢字に置き換えても返戻されない。
• 上記を再周知するとともに、レセコンやオンライン資格確認等システム、保
険者システムの文字コードの違いを踏まえつつ、よく「●」表記となる漢字
から修正を検討。
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※不具合等でお困りの際は、オンライン資格確認等コールセンター(0800-080-4583:通話無料)までお問い合わせ下さい。