よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


資料2_議論の整理(案) (6 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_41164.html
出典情報 かかりつけ医機能が発揮される制度の施行に関する分科会(7/5)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

(地域性を踏まえた「かかりつけ医機能を有する医療機関」の多様な類型(モデル)の提示)
○ 「全世代型社会保障構築会議報告書」(令和4年 12 月)において、「必要なときに迅速
に必要な医療を受けられるフリーアクセスの考え方のもとで、地域包括ケアの中で、地域
のそれぞれの医療機関が地域の実情に応じて、その機能や専門性に応じて連携しつつ、か
かりつけ医機能を発揮するよう促すべき」とされている。
○ 本分科会において、地域の医療連携体制の構築に関して以下のような意見があった。
・ 自分の医療機関だけで全ての機能を担うことは難しい。地域においていろいろな医療
機関と連携して、地域が面として役割を担えることが望まれる体制ではないか。
・ 地域で面での連携をいかに安定して提供していくかという中で、かかりつけ医機能の
報告をいかにうまく活用していくかが大切。地域医療の中が見える化されるので、地域
で必要なニーズを話し合いながら、お互いに足りない部分の連携を取っていくというこ
と。特に地方では診療所の医師の高齢化も進んでおり、全ての機能を背負うのは非常に
難しい。自分の地域の不足しているところが見えてきて、それをいかにカバーしていく
かで、前向きな方向に向くのではないか。地域の実情に見合った連携ができるような、
かかりつけ医機能の体制づくりをしていく必要。
・ かかりつけ医機能支援病院、かかりつけ医機能支援診療所との連携の中で、頑張って
おられる先生方の負荷をできるだけ軽くするような方向性を考えることが重要。


また、かかりつけ医機能を有する医療機関の多様な類型が考えられる中で、かかりつけ
医機能を支援する病院・診療所が支えることにより、地域の医療機関がより積極的に安心
してかかりつけ医機能を担うことができるようになるとの意見があった。



かかりつけ医機能を支援する病院・診療所を含め、「かかりつけ医機能を有する医療機
関」の多様な類型(モデル)の提示を行い、地域で不足する機能の確保のため、各医療機
関が機能や専門性に応じて連携しつつ、自らが担うかかりつけ医機能の内容を強化するよ
うに促すことが重要であり、このような観点から、今後、厚生労働省で策定する「かかり
つけ医機能の確保に関するガイドライン(仮称)」において、地域性を踏まえた「かかり
つけ医機能を有する医療機関」の多様な類型(モデル)を示すこととする。

<「かかりつけ医機能を有する医療機関」の多様な類型(モデル)のイメージ例>
日常的な診療
時間外診療
入退院支援
在宅医療
介護等との連携
その他
かかりつけ医機能を有 ・専門を中心に総合的 ・在宅当番医制に参加 ・未対応
・未対応
・未対応
する医療機関
継続的に実施
かかりつけ医機能を有 ・専門を中心に総合的 ・休日夜間急患セン ・紹介状作成
・日中のみ実施
・主治医意見書を作成
する医療機関
継続的に実施
ターに参加
かかりつけ医機能を有 ・専門を中心に総合的 ・準夜帯の患者の問合 ・退院前カンファレン ・日中のみ実施
・介護保険の訪問看護
する医療機関
継続的に実施
せに電話対応
スに参加等
指示書を作成等
かかりつけ医機能を有 ・幅広い領域のプライ ・時間外の患者の問合 ・退院困難患者の入院早 ・24時間体制で対応 ・地域ケア会議 サービ
ス担当者会議に参加等
する医療機関
マリ ケアを実施
せに留守番電話対応 期から受入相談対応等
かかりつけ医機能を支 ・幅広い領域のプライ ・時間外の患者の問合 ・退院困難患者の入院早 ・24時間体制で対応 ・地域ケア会議 サービ ・学生 研修医 リカレ
援する医療機関
マリ ケアを実施
せに随時対応
期から受入相談対応等 ・複雑困難患者も対応 ス担当者会議に参加等 ント教育等の教育活動
・後方支援病床を確保 ・地域の在宅医療をサ
ポート
○ かかりつけ医機能を支援する医療機関のコンセプト・求められる主な要素
・ 地域の医療機関がかかりつけ医機能を発揮するための包括的な支援を行い、地域で積極的にかかりつけ医機能を担う医療機関の増加に資する。
・ 複数医師が常勤、休日 夜間対応を実施、24時間体制の在宅医療を実施、困難な在宅医療にも対応、地域の在宅医療をサポート、後方支援病床を確保、介護施
設との連携、地域連携 多職種連携を日常的に実施、学生 研修医 リカレント教育等の教育活動等



かかりつけ医機能に関する医療機能情報提供制度の見直し

(かかりつけ医機能に関する情報提供項目の見直し)
○ 国民・患者のより適切な医療機関の選択に資するよう、かかりつけ医機能報告の報告事

6