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参考資料2_第1回~5回検討会における主なご意見 (13 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_41490.html
出典情報 医薬・生活衛生局が実施する検討会 薬局・薬剤師の機能強化等に関する検討会(第7回 7/19)《厚生労働省》
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同程度の時間が必要。
⑱ いろいろな分野で働き方改革が進み、業務量が縛られる中、薬剤師についても働き方を
考えていく必要がある。開業医のアンケートでも過労死レベルで働き過ぎという実状が
あり、業務量を減らしていかないと継続できなくなる。在宅に医薬品を置いておくとい
う観点も考える必要がある。
⑲ 病院では処方内容の標準化を行い、若い医師や当直の医師でも払い出せない医薬品を使
用することは考えにくい。地域でも同様であり、標準的な処方を事前に定めておけば、
当番薬局でも薬剤で困ることは少ない。こうした標準処方を超える特殊な対応が必要な
場合に対応可能な薬局を探す、卸に連絡して緊急配送を依頼するといった形で対応する
のがよいと考える。働き方改革が求められている中では、医師が予見できるかどうかで
分けて議論することが必要ではないか。
⑳ レアケースの一部についてのみの問題を強調されてしまうと、それ以外の意見が反映さ
れなくなってしまう。日常診療の中での課題については関係者すべてが機能するよう考
える必要がある。

第5回薬局・薬剤師の機能強化等に関する検討会における主なご意見
議題2:在宅医療における薬剤提供について
1. 実態調査の結果をみると、速やかに対応できなかったケースはわずかであり、かなりの
患者に対しては医師、薬剤師によりうまく対応できていると思う。薬局の連携を深めて
いくことは必要であるが、既に多くの患者に対して機能していると考えられる。
2. 医薬品が入手できなかった事例について、医薬品の種類や剤形など普段から取り扱って
いないものもあり、常用しているものなのか、種類、剤形はどのようなものかを踏まえ
分析することで、予見して事前に対応できるものなのか、難しいものなのかなどの場合
分けができると考えられる。
3. 薬局に在庫がなかった事例について、その要因を分析できるとよい。
4. 二次医療圏単位では、その地域の中でも状況が異なる場合があると考えられることから
市町村単位でも状況を把握することも重要ではないか。特に、近郊で連携が困難である、
あるいは病院、診療所がないか非常に少ないような場所がどのくらい存在するのかとい
った実態把握が解決策の検討に当たっても重要と考える。可能であれば調査のとりまと
めに向け検討いただきたい。
5. 緩和ケア、ターミナルの患者の疼痛コントロールを考えると、麻薬、解熱剤、輸液の必
要な薬剤の提供について、重点的に体制整備が必要と考える。
6. 薬剤の患者宅への配送も含めた体制整備が非常に重要であり、薬局において、相談、調
剤だけではなく、患者宅への薬の配送についても重点的に考えていくことが必要。
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