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資料2-31 ワクチン接種後のADEM報告一覧[641KB] (6 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/newpage_00106.html |
出典情報 | 厚生科学審議会・薬事審議会(合同開催) 予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会(第102回 7/29)医薬品等安全対策部会安全対策調査会(令和6年度第4回 7/29)(合同開催)《厚生労働省》 |
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2022 年 11 月 14 日(接種 13 日後)、髄液検査にて細胞数 14/μL、糖 66mg/dL、蛋白 16mg/dL、オリゴクロ
ーナルバンド なし、IgG インデックスの上昇 なし。抗 AQP4 抗体 陰性、抗 MOG 抗体 陰性。
2022 年 11 月 22 日(接種 21 日後)、退院。
2022 年 12 月 19 日(接種 48 日後)、後遺症(症状:後遺症かどうか判断できない程度の不随意運動を疑う症
状)あり、経過観察。;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
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2023/10/14 16:30 他院にて、インフルエンザHAワクチン(メーカー名不明)接種。
2023/10/15* 21:00 急性散在性脳脊髄炎(ADEM)が発現。
夜~腹痛あり。その后ねつと四肢のいたみ、膀胱直腸障害あり。
2023/10/17 当院へ入院。入院時より右上肢以外のマヒ、感覚障害あり。体幹頭部にいたみもあり、排尿排便
の障害あり。
MRI にて脳脊髄炎の所見あり。ステロイドパルス→ガンマグロブリンと治療中。
【ADEM調査票】
《組織病理診断》
・未実施
《臨床症状》
・炎症性脱髄が原因と推定される
・初めての事象である(先行するワクチン接種の有無を問わない)
・臨床的に多巣性の中枢神経系の障害(事象)である
・発熱により説明できない脳症(意識の変容や行動変化)
以下のいずれかの症状が初めて発現した日(2023 年 10 月 15 日)
・運動麻痺
・感覚異常
・その他(下半身マヒ、膀胱直腸障害、左手のマヒ、全身のいたみ)
《画像検査》
検査日:2023 年 10 月 17 日
・びまん性または多発性の白質病変が、T2 強調画像・拡散強調画像、もしくは FLAIR 画像において認められる
・大脳白質優位の、びまん性、境界不鮮明で、大きな(>1-2cm)病変を認める
・白質の T1 低信号病変を認めない
・多発性硬化症の MRI 基準の二つとも、もしくはいずれかを満たさない
《疾患の経過》
まだ初期
《鑑別診断》
まだ初期
《髄液検査》
検査日:2023 年 10 月 17 日
細胞数:292/μL、糖:202mg/dL、蛋白:44mg/dL
オリゴクローナルバンド:検査中、IgG インデックスの上昇:未検
《自己抗体の検査》
検査日:2023 年 10 月 17 日
抗 AQP4 抗体:陰性、抗 MOG 抗体:検査中
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ーナルバンド なし、IgG インデックスの上昇 なし。抗 AQP4 抗体 陰性、抗 MOG 抗体 陰性。
2022 年 11 月 22 日(接種 21 日後)、退院。
2022 年 12 月 19 日(接種 48 日後)、後遺症(症状:後遺症かどうか判断できない程度の不随意運動を疑う症
状)あり、経過観察。;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
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2023/10/14 16:30 他院にて、インフルエンザHAワクチン(メーカー名不明)接種。
2023/10/15* 21:00 急性散在性脳脊髄炎(ADEM)が発現。
夜~腹痛あり。その后ねつと四肢のいたみ、膀胱直腸障害あり。
2023/10/17 当院へ入院。入院時より右上肢以外のマヒ、感覚障害あり。体幹頭部にいたみもあり、排尿排便
の障害あり。
MRI にて脳脊髄炎の所見あり。ステロイドパルス→ガンマグロブリンと治療中。
【ADEM調査票】
《組織病理診断》
・未実施
《臨床症状》
・炎症性脱髄が原因と推定される
・初めての事象である(先行するワクチン接種の有無を問わない)
・臨床的に多巣性の中枢神経系の障害(事象)である
・発熱により説明できない脳症(意識の変容や行動変化)
以下のいずれかの症状が初めて発現した日(2023 年 10 月 15 日)
・運動麻痺
・感覚異常
・その他(下半身マヒ、膀胱直腸障害、左手のマヒ、全身のいたみ)
《画像検査》
検査日:2023 年 10 月 17 日
・びまん性または多発性の白質病変が、T2 強調画像・拡散強調画像、もしくは FLAIR 画像において認められる
・大脳白質優位の、びまん性、境界不鮮明で、大きな(>1-2cm)病変を認める
・白質の T1 低信号病変を認めない
・多発性硬化症の MRI 基準の二つとも、もしくはいずれかを満たさない
《疾患の経過》
まだ初期
《鑑別診断》
まだ初期
《髄液検査》
検査日:2023 年 10 月 17 日
細胞数:292/μL、糖:202mg/dL、蛋白:44mg/dL
オリゴクローナルバンド:検査中、IgG インデックスの上昇:未検
《自己抗体の検査》
検査日:2023 年 10 月 17 日
抗 AQP4 抗体:陰性、抗 MOG 抗体:検査中
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