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資料2 伊藤参考人提出資料 (22 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_42068.html
出典情報 がん対策推進協議会(第90回 8/5)《厚生労働省》
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諸外国のがん対策における「健康格差」:米国
がん計画名

Healthy People 2030

概要

すべての人々の健康を向上させ、健康格差を改善するための国家的な健康促進と疾病予防
の取組をまとめた戦略。がんは領域の一つ。
(がん領域抜粋)がんによる死亡率を全体的に低下させる/女性乳がん死亡率減少/大腸
がん死亡率減少/乳がん・子宮頸がん検診を受ける女性の割合増加など

主要な目標
健康格差の視点

(がん領域抜粋)がんによる死亡率はここ数十年で減少しているが、米国では毎年60万人以
上ががんで死亡している。死亡率は、一部のがんや一部の人種的/民族的マイノリティグ
ループでより高い。
このような格差は、教育、経済状態、医療へのアクセスなど、健康の社会的決定要因に関連
していることが多い。

格差があると特筆
している集団特性

性別、人種・民族、社会経済的、生物学的、地理的格差

モニタリングしている
集団特性

性別、人種、年齢、地域(都市部/それ以外)、婚姻状況、学歴等

研究協力者・西尾麻里沙(京都大学・国立がん研究センター)
22

がんに特化した国家戦略
Cancer Moonshotに
おいて7研究領域の一つ
に「格差に対処する」が
挙げられている。