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【参考資料5】新しい救急救命処置に関する検討状況 (10 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_41901.html
出典情報 救急医療の現場における医療関係職種の在り方 に関する検討会ワーキンググループ(第6回 7/29)《厚生労働省》
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②アナフィラキシーに対するアドレナリンの筋肉内投与

判断基準等の実効性の検証と結果(シミュレーション研究)
〇Step1: シミュレーション研究による実効性の検証(2022年11月)
• 対象:講習プログラムを受講した消防機関の救急救命士(120名)
• 方法:アナフィラキシーと類似疾患の想定症例(合計10例)をスライドにて提示
「観察カード」を用いて、アナフィラキシーか? アドレナリンの適応か?を判断

• 結果:アナフィラキシーでない想定症例をアナフィラキシーであると判断し
かつアドレナリンの適応があると判断した例が 12.5%(15/120)で存在

現状では、アナフィラキシーでない傷病者に
アドレナリンを投与する可能性が否定できない。
(原因)・アナフィラキシーを判断するための必要な知識が不十分
・判断を支援する「観察カード」の完成度が低い

修正中
・講習プログラム
・観察カード

(必要に応じ)

今後

修正の効果を確認

STEP2

全国的な実施にあたっては、効果と
安全性を確認する実証が必要ではないか。
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